淡い夢に伝える想い 伝わるのは空のような深い気持ち

 いかに想いを伝える事の難しさを表すか、の一言に尽きると思います。素直な文脈と行間に、主人公の想いがすっと入ってきました。
 内容が自分好み、ということもあるのですが、恋愛長編も読んでみたいと思いました(もちろん新作ショートも)。

 夢にまで想える大切な人は、このあとどうなったのかが気になりますが、そこを知ってしまうよりはこのまま読者の想像の通り、ということでしょうか。

 次回作も楽しみにしています。