大正、昭和の香りのする文芸を見た。

言葉遣い、描かれる情景、心理描写、そのどれをとっても素晴らしいとしか言いようのない作品です。
私もこの作品のような、レトロ溢れる作品を書きたいと望んでいるので、嫉妬の心が浮かぶ、かと思いきや同志がいたという喜びと、いいものが読めたという満足感で一杯です。