揶揄っているようなレビュータイトルだが この作品を表すのに最適な文言なのでは?と思う
作品自体は流行りの裏切りモノを踏襲しただけで特段光る所がある訳では無いのだが何故か読者数は多かったらしく
キャラの行動や展開に対する検証や批判分析が多いに盛り上がり また止せばいいのに火消しに走ったのか謎統計をかました作者さんが燃料を投下した様になり一部好事家にニッコリを届けていた(笑)
『ネット小説を読む』という実はリアルではあまり大っぴらにしてないので話す事も少ない事で(偏見)同好の士が様々な意見を出し、またそれが実に人間観察に優れていたり 経験に則っていて現実を想像させる様は
『フィクションを超えたリアルであり一読の価値がある』 と自分は思う
そして作者さんは例え読者から作品やキャラに批判 批評 反対意見があったとしてもそれは貴方個人を否定している訳では無いと理解して また作品を生み出して欲しい
期待を込めて星を足しておきます
またレビューに警告が来るだろうか(笑)
物語は大変面白く続きを期待してます
男女間の考え方に違いがあり作者様の好きにしてもらうのが1番だと思いますが
やはり元カノは異常だと思うし、はっきり言って怖いし関わりたくないタイプですね
パートナーがいるのに異性からの誘いにホイホイついていくだけじゃなく、身体的接触も拒まないとかあり得ないと思います
元カノは何が悪かったのかすら理解してないし、結局自分の事しか考えてない
美空も元カノを全肯定して相手の男が悪いって本当に親友なの?って感じます
リアルでこういった相談されるときは私はまず自分の何が悪かったと思ってるのかを聞きますし、足りないと感じれば厳しいようでも私見を述べます
特に復縁を望む場合は言葉だけの謝罪に何の価値もないし、今後同じ過ちはしないのが大前提だからです
作品のタイトルにも挙げられている主人公の元カノ、彼女のキャラクター性が物語の肝と言えるでしょう。
恋人が居るのに浮気をする……そういった人間がどのような思考パターンを持つのか、どのような言葉を吐き、如何なる行動を起こすのか、それらを綿密に調べて、元カノの描写に活かしていると思えます。
だからこそ、自分も含め、読者は誰しもが元カノの一挙手一投足に注目するのではないでしょうか?
これだけ読者から注目されるキャラクターを作り、作中で実際に動かせるというのは、本当に作者の方の才能と努力を感じずにはいられません。
元カノばかりではなく、主人公を始めとしたそれ以外のキャラクターたちの造形も秀逸で、そんな彼らが紡ぎ上げる物語だからこそ、引き込まれてしまうのは当然だと言えます。
最終的にこの物語がどのような結末を迎えるのか……非常に楽しみです。
彼女が行った行為は、致命的な浮気なのか、それともこの程度であれば、許すことができるのか、そして、彼女がこれから何をしたら主人公は許し、さらに、再び彼女を信頼することができるのか。
読者のそれぞれの価値観・人生経験によって、意見が大きく分かれ、対立する問題、特に被害経験がある読者にとっては極めてセンシティブな問題がテーマの1つです。
しかも、巧みな描写により、読者の多くが、登場人物に深く感情移入させられているため、コメント欄が非常に加熱しています。
こうした点について、作者の方は、どのようなストーリー・答えを提示するのか、目が離せません。
作者の方が、加熱するコメントに惑わされず、活かせるものは良い方向に活かして、完結して頂けることを切望しております。
浮気などで、別れてからモテる小説は、別れる前の彼女が、性格キモかったり、行動がめちゃくちゃな場合(ざまぁをするためだけど)や主人公の見た目イケメンだからモテる感が強いものが多いが、この小説は、登場人物全てに好感が持てるところがいい。
浮気した彼女は、自分が悪いとわかっていながら、好きという気持ちともう無理という気持ちに、揺れ動き
主人公は、トラウマを刺激されながらも元カノが幸せになるよう最低限のことを行いながら、これからを考える。
それぞれの親友たちは、自分たちができることを、それぞれの男女側に寄り添い、壊れないよう、見守る。
ヒロイン候補は、自らの気持ちの原点を思い、これからの自分を見つめ直す。
ちょくちょく出てくるクラスメートなども嫌悪感が出るようなこともせず、無駄に場を荒らさないため、ちょっとしたアクセントになる。
それぞれの描写がしっかり書かれてあるから感情移入しやすい。