第6話 第9回全日本ボビナム選手権に出場したッス!

 12/6に川崎市のカルッツかわさきで行われた第9回全日本ボビナム選手権に出場しました。

 私はコイクェンとタプタクウェン部門に出場しました。

 まずコイクェンは初心者が習う二つの型の一つです。蹴り技も難しいものがなく短くて簡単な型です。

 もう一つのタプタクウェンは国際大会でも部門がある複雑な型です。

 他にもグローブ付けて実際に戦うドイクェンやヌンモンケン(龍門拳)とかロンホークェンといった素手の型。

 武器術のキェンファップ(剣)、コンファップ(棒術)、ソンヤオファップ(二刀ナイフ)、ドンダオファップ(大刀、青竜刀?)などがありました(あと矛があるみたい)


 ※藤原さんはキェンファップは習いましたが憶えられませんでした。(私は異常なほど物覚えが悪い! 憶えると上達早いんだけどね!)


 さらには二人組で演武して点数を競う(芸術点あり)部門のコンファップなどバラエティに富みまくった大会でした。

 ドイクェンは年齢制限に引っかかり出場できず。つか藤原さんの体重だと相手もおらず。所属してる埼玉支部の支部長くらい。

 結果はタプタクウェン成年男子の部で優勝しました!

 コイクェンはコケて終了! うわーん!


 やり始めて三回でコロナが来て半年休み。

 再開はZOOMで半年間毎日。実質6ヶ月目にして全国大会優勝。

 どこの少年漫画の主人公だよ!(たぶん連載会議で落とされるプロット)

 見た目も中身も汚いおっさんだけど。

 アレですよ。

 これから何があろうとも第9回大会で(一部門で)全日本チャンピオンになったことを自称しますので。

 どんな規模の大会とかは置いて、永遠に元チャンピオンだと言い張りますので。

 この勝利に永遠にしがみつきますので!

 この小さな自尊心のために!

 人生の中で褒められたことが少ないんだよ! わかれよ!


 そういや私、日本武道館でやる合気会の演武会しか参加したことないや。

 日本拳法は異種格闘技のオフ会でそこそこ戦えたのでそこで満足しちゃったし。

 中国武術は大会なかったし。カリも大会ないし。

 別流派の合気道は大会の場所が遠すぎて不参加だったし。

 古武術はそもそも会が古武術協会に相手にされてなかったし。

 ……競技会出たことないわ。


 はい勝因は……型の理解度は低めなので身体能力で押し切ったことでしょう。

 (孫子先生に言わせれば勝利に理由はないけど敗北には必ず理由があるだけど)

 あと運ですね。……主に運ですね!

 運だけですね!

 

 あ、そうそう、なんで4日後に報告してんのって話なんですが……


 筋肉痛でした。


 しかも足首の奥を吊りました。いや本当に! 死ぬかと思った!

 普段使ってない筋肉使ったらこのざまだよ!


 つうわけで、日本一ボビナムが上手な小説家になりました!

 小説業界で習ってるの私だけだけどね!

 永遠にこの座にしがみつきたいと思います。

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ラーメンデブのダイエットけものみち。コロナのおかげで世界中の武術習いたい放題! 藤原ゴンザレス @hujigon

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