魔女の炎は、魔女の炎。アーシャの炎はアーシャの炎。アーシャの炎は特別な炎。誠実な人々との出会いにより、アーシャが操る炎が『忌まわしき炎の力とは違う』のだと世界中の人が理解する。そんな日が、いつか訪れるかもしれない。炎が彼女を守る武器であり盾となりますように。
自分が異能者であると知った少女は、自らの身に宿った力の意味を探るために、魂を磨き成長していく。
まだ始まったばかりだけど、ジャンプの人気作品の序盤のような面白さ
紅蓮の魔女と称されたアーシャ。恐ろしい異能を持ちながらも、心根の優しさをも有する少女の力は「再び」暴走するのか、しないのか……?登場人物の心理描写も豊かで、どうアーシャの運命に関わってくるか気になります。
世界を焼き尽くす炎の力に紅蓮の魔女という二つ名。この要素だけで惹きつけられる方も多いのではないでしょうか?主人公のアーシャ(アナスタシア)は忌み嫌われる炎の力を持ちながら、それに振り回されることなく、世界を守ろうとする優しい女の子です。彼女の子供時代から、成人までを丁寧な筆致で描き、力を持つ者が何をすべきなのかというテーマがあなたに何かを考えさせてくれるはずです。
一話の文章量が個人的に一気読みするには個人的に長いきがする。内容は文句なしに十分に面白い。
主人公が子供の頃からの導入部から始まる物語ですが、情景描写・心情描写ともに本当に上手でスっと入ってきます。子供~成人するまで、主人公や主キャラの苦悩、優しさ、愛情、決意…どれも共感できる設定であり、流れてゆくストーリーも素晴らしいです。こんな風にしっかりした設定、かつ素晴らしい筆力で導かれたら…もうハマるしかありません。登場人物の気持ちがよく分かる上に、それを受け止める土台となるストーリーが面白い…、コレは名作の条件だと思います。是非、沢山の人に読んで頂きたいです!