舞うは花。伝えるは想い。その先に咲くのは果たして……

舞雨花期。花弁が舞い散る美しい季節に、花を嫌う少女の舞花は、不思議な少年と出会う。
舞花の心にチクリと痛みを残している過去を密やかに巡って始まる、儚い物語です。

非常に読みやすく、スッと心に溶け込んでくるような描写は実に見事です。

儚くも淡い恋模様も本作の見どころの一つ。
多くを語りたいのはやまやまですが、ぜひ彼女ら彼らの青春の軌跡はページをめくって辿ってほしいです。

読み終えた先に映っている景色は、きっと――。