紫陽花に線香花火を重ねて

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概要

願ったのはお互いの幸せだけ。
朝が来れば夜が来て、夜が来たら朝が来る。どこまでもいつも通りの日々に変化を起こす為、青年は十年ぶりにある場所へと向かう。彼女がいたあの場所へと。

これは二十六回目の夏を迎えた青年と十六回目の夏を永遠に繰り返す少女の話。
  • 完結済 全1話
  • 16,442文字
  • 更新
宮森 篠
  • @miyamori_shino

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