気づくと読む手が止まらなかった。

忘れていた幼い頃の思い出は、
大人となった今、後悔と恐怖を伴ってやって来る。

有給休暇をとって、9歳までいた田舎に戻ってきた主人公。
彼女はふと、友人の前田君とよく訪れたおばちゃんの部屋を思い出した。
仲良くなったおばちゃんから「海に行こう」と誘われたけれど、タイミング悪く引越しが決まり、断ることすら出来なかった。
そのことが気がかりだった彼女。おばちゃんの部屋があったミスミコーポは老朽化しており、時の流れを感じる主人公は、住民もいないようだ、と思ったのだが……。

彼女は気づいてしまった。その部屋から誰かが、自分を見ていたことに。
彼女は知己を頼り、おばちゃんと前田くんの行方を探ることにしたのだが、前田くんはーー……。


事実が判明するとさらに謎が浮かんでいく、あまりに続きが気になります!