ちゃんと大人っぽさがする主人公

 作品自体に地に足が付いてるような落ち着きがある印象。主人公に少年のような多感さはないけど、ラノベにありがちな、ふわっふわした鬱陶しさがないので、気が付くと最新話まで進んでいた。
 ただし、手堅いファンタジーの雰囲気を気に入っているせいか、ショートソード+3や20%軽減といったゲーム要素を彷彿とさせる言語が突然ぱっと出てくると割と戸惑う。演歌の歌詞に英単語が現れるような感じで、悪いとは言わないけど何かもにょっとする。