ピンクとグリッターでグレーな世界と戦いたい

@light_purple

はじめに

ずっとエッセイストになりたかった。


小学校低学年の頃は小説家になりたかったが、今はかわいいなあ、としか思わない。


というのも、私にはゼロからものを創り出す才能がないからだ。


大好きなミュージシャンに憧れて、曲を書けるようになりたかったし、前述の通り小説家にもなりたかった過去がある。


それらはできることにはできるのだが、私が尊敬する人々のように、創作への渇望を感じるレベルには至らないし、超ウルトラスーパー理想主義すぎて、すぐ自分がつくったものに解釈違いを起こして吐きそうな気分になる。


高校受験のとき、精神を気づかないうちにだいぶやられてしまい、勉強のために行った図書館で本を読んでいることしかできなくなった。


その時初めてエッセイを読んだ。


死ぬほど面白かった。


だいたい作文(英語でessay)は昔から大好きで、文集に載せてもらったり、褒めてもらうことも多かった。


なんかこれなら純粋に"書ける"んじゃないかと思った。


そんなわけでこの歳だし現実的な将来の希望もあるけど、英語の仮定法みたいな感じでエッセイストになりてえと思い続けてきた。


今書き始める理由は大してないけれど、こんな時代のこんな私はきっと世界の大きな時間の流れからしたら一瞬なんだろう、とふと思って書くことにした。


タイトルはネットフリックスによるテイラースウィフトのドキュメンタリー番組、「ミスアメリカーナ」の中の彼女の一言から来ている。


「グリッターをつけて、この世のダブルスタンダードと戦っていたいの。

ピンクの服を着て政治の話をしてみたいわ。両方好きでもいいじゃない」


私はテイラーのファンじゃないし、まだ当のドキュメンタリーも見れていない。


でも、Twitterや雑誌で取り上げられた彼女のこの一言は、私の心にものすごく響いた。


こうやって生きたいのだと思い知らされた気分。


ということで、政治も社会問題も勉強の話も音楽もファッションもメイクもアニメもモダンアートも文学も漫画も日常のどうでもいい話もそのほかいろいろも全部一緒くたにしてだらだら書こうと思う。


だって全部私だから。





今回の1曲:星野源 桜の森








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