窯変・美女と野獣
- ★★★ Excellent!!!
「美女と野獣」のラストには賛否両論あります。
「あの野獣の姿が好きになったのだから、そのままでいてほしかった」派と
「王子様が元の姿を取り戻したのだから、それを喜ぶのが当然だ」派。
私は前者です。この作品の筆者も同じだったと思います。
この作品は「美女と野獣」の更にもう一歩踏み込んだものとなっているように思います。
心が好き、中身が好き、ヒロインの目には何が見えていたか、何が見えているか。
ディズニーの大作映画を見たような読後感でした。
異形頭という要素もあるので、それが好きな人間(私含む)のために、コミカライズをしていただきたいですね。