電子残響or今際の幻聴or……?
あれ、えっと……どうなった? ていうか、何をしてたんだっけ。
ひと作業を終えたところで、外の天気が悪くなったから電源を……?
「マスターマスターッ! これみてよ、すっごい綺麗なお花畑だよ!」
いやちょっと待って。今は先にやることが……ん?
「おいボス、どうした? ぼぅっとしてんなよ」
ああいや、頭は割りとはっきりしてるんだけど状況認識がよく……。
「あるじ、早く来て。全員一緒」
それはそうだけど、……全員?
「まあまあ、皆さん。ご主人様をそう急かすものではありませんワ」
……そっか。
そうだな、そうだった。
皆一緒なんだ。これからも、ずっと……。
空想異界の創造神 ~自作ゲーム世界に迷い込んだ開発者の全方位ハイスペックアバターによる異世界デバッグログ~ 回道巡 @kaido-meguru
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます