ここまで書き続けられているのは読んでくれている読者様方のおかげです。
あわせて公開している小説家になろうの方も含めて、当初の予想も期待も超えるPV数に浮かれながら続きを執筆する毎日です。
さて、三章が無事に完結した「深淵ちゃん」ですが、ここで何となく誰も聞いていない井戸の底にでも向かって想いを叫びたい気分になったので、執筆感想なぞを書きつけようかと思ってこの近況ノートを書いています。
※注 ここ以降は深淵です。ネタばれを含む上に筆者の自画自賛自己陶酔自己満足文章でしかないので、筆者から覗き返される覚悟のある人のみ続きを閲覧するようにしてください。
序章と一章は主人公たちの紹介という位置づけで、こういう経緯でこんな人たちがこんな場所を旅するよ、という話でした。
がちがちにプロットを固めて書いた部分なので、慎重に緊張しながら書いていました。
続く二章は成り行きでしか行動していなかった主人公が、自覚的かつ自発的にこの世界で当面は居場所を作って生きていこうと決める話。もう一人の主人公である”深淵ちゃん”の内面を暴露する話でもありました。
あとペット追加です、鳥さん大好きです。
この章の終盤は(筆者的には)熱い展開にしたので、好きな音楽を聞きながらテンション上げて書いてました。
そして三章ですが、この展開のためにここまでの話をやってきたともいえる内容です。主人公たちの行動の結果が一つの具体的な形を成していく、というある種の王道展開でした。
三章は序盤からずっと書いていて楽しくて仕方がなかったです。一章以来となる主人公たちの邪神ぽい部分も描写できたので、本作の作品性をうまくだせたと自己満足しています。
四章以降は話の規模も拡がってくるので、ここまでお付き合いいただいている方にもより楽しんでいただけるのではないかと思っています。
その分書く労力も増えているので、もしかすると今後更新頻度がやや落ちるかも……しれませんが、何とかできる限りは毎日更新を続けていきたいです。
こんな文章をここまで読んでくれた優しく物好きな読者様に、深淵の底から最大限の感謝を――