第七十五回 羽搏く小鳥。


 ――この窓の外へ。



 小雪は桜の花弁へ。


 小鳥は少し大人になって羽搏く。

 白い翼を広げるの。



 それなら僕は、この足で歩くの。


 春から一人で、この通学の路を。


 桜舞う季節……

 四月のお空を彩っている。


 淡い色と、

 そして濃い色のコラボだ。


 動く手は、

 描くポエム。四季の彩り……


 描くキャンバス。



 僕は白い翼広げるように、


 無限大となった可能性に、

 心を広げて、

 躍動する日々を。



 ――青春あおはる


 色とりどりにキャンバスに描く。


 ありふれた毎日でも、

 そう。僕にとっては宝なの。


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葉月、ポエムを綴る。 大創 淳 @jun-0824

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