第2話
『こちらの番号は現在使われておりません』
「は?」
———その日から3日後、彼女は消えた。
SNSのアカウントも全て消し、電話番号も変えて、僕から離れようとしている。また一人で逃げて、新しく生きようとしている。そんなことをしても意味がないと、結局 君は幸せになんかなれないと言ってやりたかった。
だけど僕は彼女を探している。
幸い、家にはまだ住んでいた。電話が繋がらないことでもう会う気は無いと悟って欲しかったようだ。僕にインターホンを押す勇気はないと思っているようだ。
華麗なる自首 @shariy
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。華麗なる自首の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます