自意識過剰な妹と未子の妹の言動を信じ長姉のヒロインを蔑ろにする両親に、口答えすることもせず、家族に疎外され続けたヒロインが、実は偶然宴で知り合った王子から懸想され、過日王子がヒロインに告白すべき彼女を含め家族全員を食事会に招待し、彼女に告白する、という展開において、それまで王子が彼女と直接会話する事に気恥ずかしさを感じ、彼女の妹と会話する事で、その会話の内容に彼女の事が含まれる事でより彼女を知り得たと、王子は満足するも、王子が自分との会話をしてくれるのは、王子が自分を好いていると思い込み、王子と恋愛関係になれる、と妄想する件には、残念な娘だなと、呆れてしまいました。また、その自惚れが姉への当て付けにする気の悪さにゾッとしました。