何がない、ゆうてんねん?

普通に読みだして、その、何やぁ、謎の貼紙に行きつきますねん。

本日、ありません。

ええけど、何がないねん?
仕舞屋、いうけど、もともと何の商売して発展(はってん)?

で、ま、しゃあないから読んで行きますわな。
すると、あら不思議。
まあ、ええがな、何でも。
ないゆうたら、ないねんやな。
もおええ、もうええ。

何がないのか?
何が本来そこにはあるのか?
私らはどうしても、そこをきちんと押さえて物事を理解しようとする。
事実に基づき、適切かつ適正な対応をと考えれば、当然のことや。

でも、その姿勢、本当に正しいのか?
少なくとも、この作品を味わううえで、正しく必要なものなのか?
読み終えて、ふと、そんな気にさせられましてん。

何でかは、まあ、読んでみてね、ということで。
読んだ方には、いやあ、わしもようわからんままやねん。
そうとでも、お答えしておこうかな。