第20話 鬼の目にも涙
ドタドタと
『
いえ、確かに斬った筈……浅かったってこと!?』
「ぐはっ!?
‥‥‥ああ~~~~~~~~~~っ!!」
押し
夕日に
『あれ、敵は!?
襲ってきた敵はどこへ行ったの???』
桃太郎は敵を
「ああぁ~~~~……
手がぁ、アタシの手がぁ~~~~~」
「お婆さん、どうしたの!?
大丈夫!?」
「痛い、痛いぃ~~~~っ
血が、血がぁ~~~~~っ」
「まぁ! 大変!!」
「おのれぇ~~、よくもっ、よくもぉ~~~っ!
ああ~~~~痛いぃ~~~~……」
「酷いわあの男、こんなお婆さんの腕を切り落とすなんて……」
「男が、あの男がぁ~~~~?」
鬼は
「そうよ、ほんとに酷い男だわ。」
「おのれぇ~~、
「はいコレ、お婆さんの腕よ。
返されたからってどうにもならないかもだけど……」
「あうぅ~~~、ありがとう娘さん、ありがとう……アンタ、優しい子だねぇ~~」
「いいのよお婆さん、それよりおウチはどこ?
帰れる?」
「ありがとう。アタシはここでいいから。ありがとう、ありがとう。」
「本当? 本当に大丈夫? じゃあアタシ行くわね?」
竹桃取太物郎語 乙枯 @NURU_osan
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