10の質問、答えさせていただきました！

回答です！

質問1

あなたの名前（ペンネーム）は？

答え：

　柳（やなぎ）なつきです！

質問2

そのペンネームの由来は？

答え：

　中学二年の真冬のときにですね。

　当時いちばん親しくしていた友人と、こがらしの吹く寒い道を歩いていたとき。なんでしたっけ、なんやら学校のこととか、それに対する考えとか、話していたとき。

　唐突に彼女に言われたんですよね。

「おまえは柳のように柔軟だよな」と。

　私は基本的に自己評価が低く、おとなになってからだいぶマシにはなったのですが、ということはつまり中学生のころというのは、もっとずっと手のつけようがないくらい、自己評価が低かったわけです。

　だから、びっくりしました。その言葉が、肯定的評価をもつものである、ということくらいは、わかりましたので。すぐには信じられないような気持ちでしたが。

　私は自分が頭もすごくかたいと思っていたので（じっさいそうだったところもありますし、いまもそういうところもあると思いますが）、だからこそ「柔軟」という友人からの評価は、驚きだったんですよね。

　心のだいじなところに意味ある価値ある風が吹き込むみたいでした。

　たぶんあれが私の生まれてはじめての「自分はまったく思ってなかったのだけれど、他者からもらった、だいじにしたい評価」。

　そういうのを私自身、今後ずっとだいじにしていきたいと思って、高校二年のときに「柳」という名字を自分につけました。

　じっさい、それから柳の木にも思い入れができて、たとえば「柳に雪折れなし」とか、自分的にすごくだいじにしている言葉ですし！

「なつき」のほうはこれはシンプルに本名からですね！

　本名の下の名前も、「なつき」といいます。ただ、「菜月」と書きます！

質問3

よく読むジャンルは？

答え：

　しいて言えば、平成初期の女流文学作家さんの作品とか、純文学とか、あと専攻の関係で人文書とか。

　でもジャンルこだわらずかなりいろいろ読みますよ！

質問4

よく書くジャンルは？

答え：

　純文学、ライト文芸、SF、だと思います！　いまのところは！

　これもジャンルこだわらず、これからもいろいろ書いていきたいですねえ。

質問5

苦手なジャンルは？

答え：

　つまらないとかおもしろさがわからない、という意味での苦手はないつもりなのですが、あえて言えばホラーは苦手かもです……というかふつうにこわくなっちゃうので、映画とかゲームでもひとりじゃできないんですよ！　おもしろいのに！

　でも小説って同時にリアルタイムで読むって、なかなか難しいじゃないですか。だから自然とあまり手を伸ばしてきていない、気はしますねえ……読めばおもしろい、っていうのは重々わかってるんですが……！！　こわいものはこわい！！

質問6

執筆歴は？

答え：

「まねごと」でいいのなら、ものごころついたときから！

　いちおう自分的に「最低限、小説」と言えるものを書いたのは、中学二年のときです！

　なので、前者の定義でいくと、まあものごころつくのが幼稚園くらいだとして、二十五年くらいですかねえ。後者の定義でいくと、十四年とか十五年とかってことになります！

質問7

新人賞やコンテストなどの応募歴は？（ある場合は具体的に書いてもよし）

答え：

　めちゃくちゃあります！　ありすぎていままで食べた食パンみたいな話になります！！

　とりあえず電撃大賞のご縁は感謝してもしきれません、ほんとうに感謝。そこで拾い上げていただいたことが、やっぱり大きなきっかけになったので……！！

質問8

作品を書くときに心がけていることは？

答え：

　心身を病まない（だいじ。もともとすごく病むほうので、私）。

　そのためにちゃんと計画的に執筆する、意識的に休養する（だいじ。もともと計画性ないし休養も下手なほうなので、私）。

　執筆を続けるのにけっきょく必要なのは体力と筋力なんですよだいじ！！！

　えっ、そんな、って思われるかたもいらっしゃるかもしれませんが、ほんとうにそうなんですよ……作品書くには、書き続けなくっちゃいけないわけで。書き続けるには、持続力が必要なわけで。持続力には、体力と筋力が必要なわけで！

　そうして作品がどうにかこうにか、できあがってくわけでして！！　ね！！

質問9

自分にしか伝えられないことは？

答え：

　ひとことで、それをあらわすこともできますが！

　でも、それを伝えるために、十万文字とか百万文字（！）とか書いているわけなので、すみません、それはここではいったんひみつということでひとつ……！

　小説読んでもらったらたぶんわかります！！

質問10

最後に一言。

答え：

　答えていて楽しかったですー！

　やっぱり、こういった質問企画はよいですねえ……。

　設問も、書くことにかかわることで、とってもおもしろかったです。

　ほんとうによい機会をいただきました。ありがとうございます。読んでくださったかたも、ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします！

（そしてひとことじゃないような気がしました！！　恐縮です！！）