学より心に響く、日本語の不思議探求エッセイ。

【言葉にユルく、優しくなれる?】
日本語は難しい! そして少し知識を身に付けると、他人の言葉の誤用にイライラしてしまうこともあります。でも、そんな私たちはまだまた修行が足らないようですね!

日本語の変化を何百年という単位で見れば、そういう間違いや誤用の積み重ねによって現在の言葉があり、その変化は現在進行形で起きていることが分かります。だから言葉の玄人から見れば、「言葉の使い方や派生がどう増えていくか、変わっていくか」は、観察対象に過ぎず、いちいちめくじらを立てるものではないようです。

言葉に寛容になれる、素晴らしいエッセイだと思います。是非、一読を。