とっても爽やかな「無駄」

盲腸で入院した母ちゃんが実はもっと性質の悪い病気なのかもしれない…。
そう心配した主人公はある願掛けを思い立ちます。
それは傍から見ればまったく馬鹿馬鹿しくて大人なら誰でも止めるような行為でした。しかし、本人はとっても真剣なのです!

全ては大好きな母ちゃんを助けるため。
その懸命な想いは小賢しい大人をも黙らせる純粋さがありました。

コミカルな文体で描かれる感動の「無駄な努力」
在りし日の気持ちと家族愛を思い出したい貴方へ、おススメです!