季節の余韻、味わい尽くして
- ★★★ Excellent!!!
過ぎ行く四季の『余韻』が色々な形で示される、とっても不思議で魅力的な幻想小説です。それは時にキャンディーの中へ逃げこんだ冬の冷気だったり、主人公の耳の中へ入ってきたタンポポの綿毛だったりするのです。
作者さまの自由で先の読めない発想を楽しむと共に、移り行く日本の四季に思いを馳せましょう。全ては移ろい、留まらぬもの。だからこそ我々はそれを愛しく想い、大切に感じるのです。
案内役である喋るセキレイくんも可愛らしく憎めない性格をしています。
季節の余韻を噛みしめ、じっくりと味わい尽くしたい貴方へ、おススメです!