頑張り抜いた先の幸せ
吸血鬼——強靭な身体を有する代わりに、人の血の摂取が必要不可欠であり、その他にも様々な弱点を背負った存在
そんな存在と人間が曲がりなりにも共存している現代の日本では、時折、吸血鬼と人間の血が混ざることがある。
両親を失った高校生、佐竹三澄は自身の歩みを止め、ひたすらに怠惰な日々を過ごしていた。
そんな折、雨降りしきる公園のベンチにて、吸血鬼と人間のハーフで、”人の血を吸ったことがない”という少女と出会う。
多くの弱点を抱えた彼女を家に居候させることになった三澄は、他にも幼馴染、遅刻仲間のクラスメイト、バイト先兼学校の先輩などたくさんの少女たちとの関わり合いの中で、次第に自分の本当に大切なものを見つけていく。
人と人が互いに影響を及ぼし合い変化していくその様を描いた作品となります。
ハーレム要素を取り入れつつも、一人一人にしっかりと焦点を当て、時にシリアスに時に甘々に、をコンセプトとした作品となります。
少々物騒な世界観ではありますが、あくまで学園ラブコメです。
この短編集は基本的に気分で投稿するので、気長にお待ち頂ければと思います。
「小説家になろう」「ノベルアッププラス」でも同じ内容の作品を掲載