残酷描写有り、性描写有りというキーワードにすら笑わされました。どこがやねん、と。
いやはや、正直というか、なんというか。よくここまで書いたなぁ。そんな作品です。ここでは多くを語りません。それこそ、この作品の醍醐味だと思うので……。
15禁かな?本文にも出ていますが、『便秘、うなぎ』で検索してみて下さい。凄いチャレンジャーぶりが解りますよ。w。
めちゃくちゃ笑ってしまった。
自主企画から一発目に目を引かれてきました!話の内容は本当に説明文にある一言のみなんです。ですが、それが面白く描かれる文体が秀逸です。内容がわかっていても臨場感があり、話に盛り上がりがあり、ついつい笑ってしまいます。末尾の哀愁までが伝わってくる素晴らしいお話でした。
徹頭徹尾シモの話なのですが、妙に小気味のよい文章がテイストをさわやかにしてくれています。するすると読めます(話の内容はするするとしない話ですが)。「あ、いいな」と思ったのが魚屋の店主との会話シーンで、短い場面ながら、店主のおっちゃん感が出ていて、話全体に人間が作中世界で生きている温度感をとくに与えてくれているのがここだと思いました。落語っぽい流れで進んでいくお話もおもしろいですが、どこまでが実話なんだこれ…問題作です。おもしろいよ!