どこからどこまでが実話なんだ…(ごくり)

徹頭徹尾シモの話なのですが、妙に小気味のよい文章がテイストをさわやかにしてくれています。するすると読めます(話の内容はするするとしない話ですが)。
「あ、いいな」と思ったのが魚屋の店主との会話シーンで、短い場面ながら、店主のおっちゃん感が出ていて、話全体に人間が作中世界で生きている温度感をとくに与えてくれているのがここだと思いました。
落語っぽい流れで進んでいくお話もおもしろいですが、

どこまでが実話なんだこれ…
問題作です。おもしろいよ!

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