第6話 結果に裏付けられた自信を持て
人間社会で生きる以上、人から見られることは無くならない。その時、何をもって自分を表現するかイメージしてほしい。何なら信用してもらえるか。
ただ一言、結果だ。
どんなに素晴らしい理想を語ろうと、カリスマ性があって説得力があろうと、結果が伴っていなければ信用されない。どんなに自信満々に語ろうとも結果なければ絵空事。絵に描いた餅。とてつもなく失礼な言い方をすれば詐欺。結果がない以上はなんと言われても仕方ないのだ。
だから結果が必要になる。自分はこれをしてきた、だから自分はこれができる。自分はこんな結果を出した、だからこんなふうに進めてはどうか。結果があって初めてそんな発言に説得力がうまれる。別に自分の結果でなくても事実であればそれを結果として発言してもいい。要は誰にも変えることができない事実であればいいのだ。
もちろん、結果なんてない新入社員とかは理想を語るしかない。それでも過去に自分が何をやってきたか、何ができるのか、その証拠は何か、過去の事実を元に語ることができればそれは説得力を持つことができる。その結果が自分の結果であれば人から信用を勝ち取ることができる。結果があれば多少素行が悪くてもある程度は黙認してくれるようになる。
また、結果があれば人は余裕が持てるようになる。子供の頃、簡単にテストでいい結果が得られると次も大丈夫と思うようになった記憶があるだろう。それと同じだ。それが自信となる。
結果に基づいた自信というのは人を強くする。そしてそれは決して自分を裏切らない(それ相応の努力は必要だが)。AIが台頭してこれば若者が活躍できる場面は減ってしまうかも知れない。その時、結果とそれに裏付けされた自信を持って自助できる下地を作っていって欲しい。
これからの若者に贈る イトウシンヤ @Ito_Shinya
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