ロボが好きです。
柳生十兵衛、時代劇で幾度となく登場する人気の剣豪である。 だが、柳生十兵衛をここまで強力でとんでもない存在として書いたのはこの物語くらいだろう。 柳生十兵衛以外でも、町田が魑魅魍魎のたまり場…続きを読む
時は柳生暦37564年、死都町田に訪れしは柳生十兵衛。功名を、栄誉を求め、十兵衛の首を狙い、町田に潜む奇人、怪人、魔人が次々に姿を見せる。かくして柳生十兵衛を中心として町田に狂気と死の渦が巻き起こる…続きを読む
「柳生歴37564年、死都町田は大いに色めき立った」というどうかしている書き出しからはじまり、作者の頭のネジが外れているとしか思えぬ名前のキャラがずらりと並び、柳生十兵衛が刀のわずか二振りで、「死都…続きを読む
破天荒な登場人物、桁違いにインフレした数字、架空の都市、様々な要素から「悪ふざけに過ぎる小説」という先入観を持たれがちな本作だが、ひとまず『なにが利休に起こったか 』の章まで読んでいただきたい。本…続きを読む
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