ポケットの中の減刑
生乾いていく思い出
酸化もままならない
凍えたままに揺れる
吹き
芽吹く種子の趣旨の
樹脂の受理の呪詛と
執行もままならない
オクターブの現行犯
戒律と踊る受刑者の
罪悪感と調律者たち
刑執行の極意の果て
笑っているのは俗物
あるいは念仏愛好家
湿った
許されたんじゃない
許したんだぼくらは
そういう
正義主義主張を元に
織り
膜につつまれている
ただそれだけだった
多利末睦歩の殴り書き 詩一 @serch
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