こうなるだろうなんて予想を遥かに超えていく新感覚BL

イケメンリア充に見える黒井こと黒犬と、地味で内向的な山根こと山猫。
一見正反対な二人が、会社での些細な会話と忘年会の下見を一緒にしたことから距離が縮まり、山猫は、黒犬を知るうちにどうしようもなく惹かれ恋に落ちていきます。

ここまでは、サラリーマンBLの王道かもしれませんが、その後の展開は、私のこうなるんじゃないか?なんて予想を遥かに超えていきます。
日常と非日常、現実と精神世界が交錯していき、私は、初めて村上春樹さんのねじまき鳥クロニクル読んだ時のような不思議な感覚に陥りました。

人に恋することで見えてくる美しい世界、綺麗ごとではない醜い感情、仕事や人間関係のリアル、全てがあとみく様独特の描写で、感性豊かに鋭く、時に温かく描かれています。
まだ完結していませんが、二人の行く末を最後まで見守りたいです!

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黒犬と山猫!

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