裕福な呉服屋の次男として、気ままに生きてきた李仁は、楚々とした美しさと妖艶さを併せ持つ棗に出会ったことで、愛と性の深淵を知ることになる。個人的に、私はmono黒様の文章色気があって好きなのですが色彩や香りまで匂ってきそうな文章表現と世界観で、李仁と共に棗に溺れていく感覚に浸れます。