大魔女おばば、幼女に転生してもやっぱり、おばば

勇者の育て親である御年212歳の大魔女アニエスは魔王との最後の戦いで勇者を庇い、その長き旅路を終えるのだった。
と実は終わっていなかったアニエスは今際の際に転生の魔法を唱えていたのです。
何者かに転生されたのではなく、自らの意志で転生したアニエスでしたが転生先は病弱な3歳の幼女。
意のままにならぬ体に四苦八苦しながらも必死に生き抜こうとする姿が描かれているのがこの物語なのです。
というあらすじだけだと涙を誘うお話のようですが違います。
見た目は幼女、されど中身と言葉遣いはおばば。
ここが重要です。
シリアスな場面もどことなくコミカルに見えてしまう「のじゃ」が炸裂するのです。
成長するにしたがって、暴走していくおばばの活躍は一見の価値ありです!

その他のおすすめレビュー

黒幸さんの他のおすすめレビュー582