欠陥人間

　「中二病はダメ」「立派な人にならなきゃダメ」「人を信じられないならダメ」「働かなければダメ」「社会に疑問を持ってはダメ」
　これは、社会でまかり通っている考えだが、本当に正しいのか？
　
　これはとある学生（架空の）について書いた短編小説です。


　「不健全な精神状態ですね」
　学校にやってきた「メンタル医者」によって行われた「メンタル診断」。
　そして、僕は欠陥人間の烙印を押されてしまった。

　「早く大人になれ」「皆と仲良くしろ」そんな常識がはびこるこの社会。
　そんな社会で、僕のとれる道は二つ。
　社会不適合者となるか、クローン人間となるか。

　
　日ごろから感じている不安や恐怖を、文字にして書いてみました。　
　短めの文章ですが、どのジャンルに分類していいか分かりませんでした…続きを読む