最終話 ―雪を溶く熱―への応援コメント
化け物が暴れ始めたところで終わりでした!
そんな予感がしてたんですよね。
悔しいのでこの先のあらすじを捏造してみます。
破壊された美冬の自宅に突如現れた秋人は、オフロードバイクの後部座席に美冬をのせ、辛くも脱出に成功する。
自衛隊の砲撃では止められなかった怪獣に対し、米艦隊がトマホークミサイルとレールガンで攻撃するも効果は認められず。最終手段として戦術核を使用した。
しかし、その核でさえ怪獣には通用しなかった。
対応に苦慮する政府に対し、国立感染研究所から一報が入る。
怪獣の細胞分裂を加速させるウィルスの開発に成功したのだ。
それは一時的に怪獣を巨大化させるが、餓死へと到達する時間が早くなる。
自衛隊特殊部隊は、増殖させたそのウィルスを怪獣に接種することに成功し、目論見通り怪獣は餓死した。
しかし、当該地域は核汚染とウィルス汚染により閉鎖され、立ち入り禁止とされた。
残された怪獣の細胞は様々な研究に利用された。
その一つに、怪獣の遺伝子を組み込んだ遺伝子改造人間の製造というものだった。
その研究施設である日爆発事故が起こった。
そして、何体かの試験体の姿が消えてしまった……。
第3話 ―死因は餓死だった―への応援コメント
海溝投棄案は成功したんですかね。
上手く沈めれば、低温と水圧で活動停止できる気はしますけども。
こういうの、トランスフォーマーだか何だかで見た気がします。
なんだっけ。
ところでこいつは何を食べるんでしょうか???
第2話 ―ここでも始まる、もうすぐ―への応援コメント
九条と9条は統一した方がいいかもです。
ゴジラにツノはなかったと記憶してますが。
ゴジラじゃない??
失礼しました。
第1話 ―白く埋めてしまえばいい―への応援コメント
■■湖ってどこやろな?
と思ってググってみると、北海道にはカルデラ湖がいくつもあるじゃありませんか。
とりあえず、■■湖の正体を突き止めることは諦めました。
そして気になるツノ……。
最終話 ―雪を溶く熱―への応援コメント
ああ、こんな設定にできるんだと、感心した次第です。
独創的な作品に仕上がっていました。
あらすじもといプロットを自分のものにできている感があります。
作者からの返信
雪白様
ご読了、コメントを頂きありがとうございます。
書くからにはお題ありきじゃなく完結した作品にできれば、という想いだけは強く持っていました。
どこからこんな話や設定になっていったのか、自分でも実はよく思い出せないのですが、お題を見てから骨格の部分は自分の中では割と自然に組み上がっていった物語という気がしています。
粗もたくさんある作品かと感じておりますが、頂いたコメントを拝見しまして、プロットをものにできていると感じて頂けたことに胸を撫でおろしています。
大変励みになりました、ありがとうございました。
最終話 ―雪を溶く熱―への応援コメント
ううん……。
面白かった!
すごい。
終末の虚無感、生きた人間の感情、SFなガジェットと、モンスターの描写、ラストシーン、全部良かったです。
ううん……。
唸るしかない。
凄い作品に出会えました。
ありがとうございました!
作者からの返信
lager様
読了、コメント、さらには★まで頂きありがとうございます。
拙作にそこまで仰って頂けて大変恐れ入ります。。恐縮の限りです。。
筆致を見比べるお題企画の枠組みで書く作品としてはキワモノ的なアプローチに思われてしまうだろうな、と思っていたので、
中身はキワモノ扱いされないように心情描写をきちんとしようと心掛けていました。
ですので、生きた感情が描けているとお感じ頂けたことはとても嬉しく思います。
そして、何より純粋に面白い、楽しかったと思って頂けたことが1番嬉しいです。
とても励みになるコメント、本当にありがとうございました。
最終話 ―雪を溶く熱―への応援コメント
感情の整理がつかないですが、すげえ作品だなというのが正直な感想です。
美冬の気持ちは正直分からないです。
たぶん、同じ境遇にないと無理なんでしょうね。
作者からの返信
新巻へもん様
読了、コメント、さらには★まで頂きありがとうございます。
美冬の気持ちと判断をどこまで理解できるかは、読まれた方によるかも知れません。
私自身も同じ境遇になったら彼女のようにする(感じる)……とは、確信を持って言えない可能性も実はあります。
ただ、「もしかしたら、ほんの少しは理解できてしまうかも……」という気持ちを描こうとしました。
全面的な共感や賛同、理解は難しいかもしれません、ただもしほんの少しでもその「ああ、わかるかも……」という可能性を感じて頂けたとすれば、本作の描写は成就したと言えるのではないか……と考えています。
感情を何か揺さぶるようなものをお感じ頂けたとすれば、本作を書いたかいがあったと思えて大変幸いです。
本当にありがとうございました。
編集済
あとがき:御礼への応援コメント
やっぱり作品から、みなさんはゴジラみたいな怪獣映画なんだなぁと。
しかしですね、わたしがこの作品から思い出したのは、『猿の惑星』なんですよ。
あのラストの主人公が猿の支配から逃げ出し、さ迷ったさきで見付けて呆然とした、倒れた自由の女神。
あの場面を、この作品から思い出しました。
子供のころ見て、言葉にも出来ない衝撃を受けたラストです。
怖いなんて感情ではなく、心の底から這い上がるような悪寒。
人間なんてちっぽけだと言葉にしながらも、目の前に証拠を突き付けられたような、DNAに刻み込まれている恐怖なんですよ。
この時、わたしならと考えて……きっと真っ先に逃げ出しているから、無いなって。(笑)
作者からの返信
穂乃華 総持様
ご読了、コメント、★まで頂きありがとうございます。。!
4話、5話にもコメントを頂きましたので、こちらで返信をまとめさせて頂きます。(複数回コメントを頂き本当にありがとうございます)
他の方への返信でも書いたのですが、こちらの作品は完結させた時に私の手から飛び立っていった感覚がありました。
ですので、書き手としてはこういうつもりで書いたけれど……というものはあるのですが、もうそれよりも読まれた方がどう思われたかの方が正解かな、というのが素直な心境になっていたりします。
そうした意味で、「虚無感」というもの、それから『猿の惑星』のラストシーンのような恐怖感をお感じ頂けたとのご感想はとても興味深く感じました。
私も子どもの頃に見た猿の惑星のラストには何とも言えない後味悪さを感じた記憶がありますが、
そのようにお感じ頂ける描写ができていたことにむしろ安堵するような気持ちです。。
虚無感、とのコメントで少し考えてみたのですが、確かに本作には美冬の心情の背後で通底していることがあります。
まず、ツノには完全にお手上げ、処置なし、こんなもんどうしたらいいんだ、という描き方をしていること。
思い返すと、HBO制作の『チェルノブイリ』をちょっと前に観た時の絶望的なイメージが本作を書いている時に若干あったのかも知れません。
そして、美冬がさっさと逃げ出さなかったためそこで運命が決まってしまったという点も、生存という意味での希望が閉ざされた状態で話が進んでしまったと言えるかも知れません。
また、怪獣のせいで町が滅ぶという展開にしつつ、仮にツノがなくたって町は消えてしまうということに触れているのですが、
(この作品というより)私個人の問題意識はそこに割と強く根をはっているところがあって、なるべくノンポリ感を意識した本作ですが、ここだけは風刺的に描いています。
ある意味怪獣よりも対処が難しい過疎や衰退の問題に地域は直面している、とわざわざ触れているのも救いがないところかも知れません。
そして、ラストシーンの自問自答で美冬は胸のつかえが取れたからいいかもしれないけど、結局問題は何ひとつ解決してないよね……? という見方もできるかも知れません。
もしかするとそれらの点から後味の悪さのようなものをお感じになられたのかも……と想像いたしました。
(そういう目線で見ると、確かにかなり不穏なまま終わってしまいますね……)
ただ、これも他の方の返信で書いたのですが、(本作がハッピーエンドかどうかはさておいて)文長個人はハッピーエンド主義者だと思っています。
重暗い作品や、絶望の描写が特別好きというわけでもなかったりします。
(前々回の筆致企画では、本当にド直球の青春もので挑んでみたりもしていました)
なので、これもこれでハッピーエンドという見方もできる余地はあるのかな……とは感じています。
※ただ、決してその見方や印象だけが正解ではないと感じておりますので、穂乃華様のご感想を矯正する意図は全くございません。
ともあれいろんな感じ方をして頂けて、それに耐え得る質の作品に仕上がっていたとすればとても喜ばしいことと感じています。
貴重なコメントを頂けて、私自身も作品を見つめ直すいい機会になりました。
本当にありがとうございました。
最終話 ―雪を溶く熱―への応援コメント
素敵と言っていいのか、わたしとしては迷う作品です。
小説に希望と救いを求める、わたしでは絶対に書けない虚無感が、この作品にはあります。それは、絶対の支配者であった人間が簡単に捻り潰される、天の蔑みに他ならないもの。何て無力で、矮小で、無価値であるのかを突き付けられた、挑戦状にも感じられました。
この感覚は久しく無かったなぁ、と思いながらも、その絶望に立ち向かう作品を求める自分があったことを、あらためて思い出しました。
決して素敵とは言いません。それでも文長さんの作品から、熱い想いを受け取ったような気持ちがします。
あとがき:御礼への応援コメント
特定熱源体、I-パル、熱災特措法、九条通報、四国北西部熱災、氷棺などなど……。とにかく魅力的な固有名詞がふんだんに導入され、SF的現実感が緻密に構成されていくワクワク感がたまりません。政治ゴシップ的な話題の挿入、リアリティある報道シーンの描写、ミリタリー的な関心など、「シン・ゴジラ」を思わせるモンスター・パニックの構成です。氷結による対処が原発事故を想起させる点も、共通しています。
でも決定的にちがうのは、この作品が主人公である美冬個人にしっかりとフォーカスしている点だと思います。それは最後の、氷棺のネジが目の前の窓に突き刺さるシーンに強くあらわれています。圧倒的な破壊者と直接に向き合う、最期の文章も同様です。「シン・ゴジラ」は立ち向かう組織をテーマにしていましたが、この作品で重要なのは美冬がなにを感じ、なにを受けいれたかだと思います。個人の感情に深くフォーカスする、小説だからこその描写だと思います。
自然災害の多い日本には、圧倒的な自然による破壊に対する特有の、あきらめや受容といった感性があると思います。美冬の視点にフォーカスすることによって、それをうまく取り出しているように思いました。
こんな作品に出会えるなんて! という企画ならではの感動を強くしました。素敵な作品を、ありがとうございました!
作者からの返信
あかいかわ様
ご読了、コメント、さらにはレビューまでありがとうございます。。!
非常に丁寧に読み取って頂けて、恐縮してしまうほど嬉しく思います。
初代ゴジラが戦争の強烈な記憶と水爆実験に揺れる戦後日本の世相と不可分な作品だったように、シンゴジラも直近のこの国の災害体験に立脚し、怪獣というアイコンに対して現実の問題を照射した作品でした。
どちらの作品も最後にフォーカスされるのは、人智ではどうにもならない異物や自然現象に相対した時に浮かび上がるヒトとしての在り方、そして鏡のように写される我々の社会の姿だと感じています。
本作を書いている間はあまり明確に意識していたわけではありませんが、それらの作品のエッセンスが頭にあったからこれを思いついた……という部分は確かにありました。
そして、まさにご指摘頂きました通り、ああいった作品に比べて個人の心情にフォーカスした展開にしています。
災害シミュをやればシンゴジの劣化コピーにしかならないし(それぐらいあの作品の力とバランスは凄かったと思います)、
かと言って怪獣というある種神秘的で童心に寄り添うべき存在を、イデオロギーや風刺、説教のための藁人形にはしたくない、という想いもありました。(その意味で、九条通報や氷棺などの原発を下敷きにした諸々の造語は自分のポリシー的にギリギリだったりもしたのですが……)
ですので、未知の巨大な存在の壮大さとか、それと生死を懸けて向き合う個人の無力さとか、その中でなおも残る等身大の気持ちってどんなものだろう……と考えてみて、
あくまでそこにフォーカスしながら本作を書いてみた、というところがありました。
そんなこんなを思いながらの執筆でしたので、諸々の舞台装置をお楽しみ頂きつつ、
美冬の心情にきちんとフォーカスできている、と思って頂けたのは「本当によかった……」という気持ちでいっぱいです。
何より貴重な時間を頂いてお読み頂けましたので、楽しかったと感じて頂けましたらこれ以上喜ばしいことはありません。
(やはり特撮は理屈じゃなくて楽しくなければ! と思っています)
先日あかいかわ様のご作品を拝読した際には「すごい……」と感じて圧倒されていましたので、その方からよもやこんなにも拙作を読み込んで頂けたことに恐縮至極です。。
頂いたご感想とレビューはこれからもずっと忘れないと思います。本当にありがとうございました。
最終話 ―雪を溶く熱―への応援コメント
良質の怪獣映画を、小説化したようなお話ですね。
そして映画と違うのが、ツノへの対抗手段が、もう無いということ。目覚めた驚異に対して、人間はあまりに無力です。
この町が好きだという美冬と、この町が嫌いだと言った秋人の対比が良かったです。自分も秋人と同様に、美冬には町を離れて生きてほしいと思いましたけど、どれだけ言葉や理屈を並べても変わることは無かったでしょうね。
『お疲れ様、お父さん。』には、ツノが暴れ出す合図であると同時に、美冬の中の憑き物が落ちたように思えました。
悲しいのは、そんな彼女の思いを、誰も知ることがないと言うこと。
最後まで自分を貫いた美冬。どうかゆっくり、休んでください。
作者からの返信
無月弟様
ご読了、コメント、さらに★まで頂きありがとうございます。。!
美冬のように意地をはるか、秋人のように逃げるか……どちらを選ぶ人がいても「あー、そっちの方の気持ちもわかるなぁ」と思ってもらえることを意識していましたので、
町に対する見方も含めて対立軸をうまく設定できていたようで安心いたしました。
美冬の顛末についても同様に、色んな感じ方ができるかもしれません。ともかく感情移入頂けましたようで、よかったです。
とても丁寧なコメントを頂きありがとうございました。
あとがき:御礼への応援コメント
企画から来ました、失礼します。
スケールがすごいので、私がコメントしても良いものかな、とも思ったのですが、せっかくですからコメントを残させていただきます。
SFは有名どころの映画しか見たことないので、それについてはコメントできないのですが、極限状態の人間ドラマを見させていただきました。
どちらも譲れないもの(頑な心)を持っているのが良いですね。
最後の熱源が産まれる描写、それを眺める姿も感動に似たものを覚えました。
作者からの返信
かこ様
読了、コメント、★まで頂きありがとうございます。。!
便宜上ジャンルはSFにしていましたが(あまりSF感も描けていない気もしていますが。。)、
化け物が暴れようが何しようが、結局は人の心が1番大事だ……と思いながら書いていました。
長くて読みにくい作品だったかも、、と思いますが、もし何かお楽しみ頂けたところが少しでもあったとすれば大変幸いです。
コメントありがとうございました。大変励みになりました。
あとがき:御礼への応援コメント
完結、お疲れさまでした~。ぱちぱちぱち(拍手)。
すごく面白かったです。
美冬が最後まで町にこだわった気持ちに説得力があったのが、最大のポイントのような気がします(そのエピソード、ちょっとギャレス版ゴジラの博士の奥さんのシーンを連想しました)。あそこが弱いと後半の流れが成立しないと思うので、お見事でした。
ほんと、企画は思いがけない作品と出会えるので、私もゆあん様に感謝、です。
作者からの返信
Han Lu様
本当に過分なお言葉の数々、痛み入ります。。
Han Lu様は「きらり」の時も今回の企画でも個人的にとても感銘を受けた作品を書かれていたので、
その方からここまでのことを仰って頂けるなんて……と胸がじーんとしています。
(それに特撮作品好きとお伺いして「えっそうなんですね!」という驚きもありました笑 映画のお話とか、ぜひ伺ってみたいです。。笑)
最初はもっと簡素で乾いた作品にまとまるかな、と思っていたのですが、
主人公たちの言動の納得性のようなことを考え出す内にいろいろな噛み合わせを揃えていけたと思います。
それでも「これで伝わるかな……」という不安があったので、そのように感じて頂けてよかったです。
今企画はまだ数作品しか拝読できておりませんが、やはり色々な方の完全書き下ろしが読めるということと、
コメントや★を比較的気軽に送りやすい環境ということで、とても素晴らしいですね。
Han Lu様の御作品もとてもスルメ型のように感じましたので、もうちょっと言語化できればぜひレビューの方も寄せさせて頂ければと思います。
参加してよかった、書いてよかったと思える数々のコメント、本当にありがとうございました。
よろしければ今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
最終話 ―雪を溶く熱―への応援コメント
すごい! 鳥肌が立ちました。参ったなー、これは。いえ、別に私が困ることはないんですけど、なんか、それが今の正直な胸の内です。
他の人も書かれていますけど、ネジが飛んでくるところ、むちゃくちゃいいです。うまい。すごく映像的な演出ですよね。ハッとしました。こういうことができる人は少ないです。
そして、ツノの実体を見て、思わず感動してしまう美冬の気持ちがすごくリアルです。おそらく、実際に美冬の立場になったら、恐怖や憎しみの前に、自分もそう感じてしまうだろうと、うなずかずにはいられませんでした。
ラストも、もうこれ以上ふさわしいラストはないというくらいの締めくくり方です。
ツノが飛来しなくても、滅んでいったであろう町の実情が、物語に奥行きを与えていますよね(この部分は、もう少し伏線が欲しかった気もしますけど、テーマがそっちに引っ張られるかもしれないので、これでいい気もします)。
ともかく、傑作だと思います。ありがとうございました!
作者からの返信
Han Lu様
読了、コメント、★を頂きありがとうございます。。!
このまま額縁に入れて飾りたいほど、「ここまで言って頂けていいの⁈」と思ってしまうほど自分には勿体ないコメントで、本当に嬉しいです。。
感情の描写はいつも想像力との戦いなのですが、怪獣と相対した時の反応に共感を頂けたことに安堵しました。。
全体的に、場面展開ははまるべき箇所にはまってくれた感覚は自分の中であったのですが、ご指摘の町の実情のくだりはまさに少し迷ったところでした……見抜かれてしまうものですね。。
ともあれ、読んでお楽しみ頂けたことが作り手として何より嬉しく思います。頂いたコメントは宝物にさせて頂きます。。
第4話 ―熱源―への応援コメント
熱いですねー。『雪を溶く熱』というタイトルと、ツノの設定、二人の気持ちという、それぞれの『熱』の絡ませ方がうまいですよね。むっちゃいいです。最終話、どうなるのか、気になります。その前に。
(前話コメント返信のコメント)
『モンスターズ』、私もむっちゃ好きです。公開当時観たきりなので記憶がおぼろげですけど、この監督は覚えておかなければ、と思ったのを覚えてます。人とは異なった生物が、ただその生態に則った行動をしているだけなのに、それが人に大きな損害を与えるという設定が、すごくクールでしびれました。モンスターの造形もどこか神々しくて。ちなみに、あのモンスターはS・キング原作の『ミスト』(これもすごい映画)という映画に出てくる怪物を連想させました。
最終話 ―雪を溶く熱―への応援コメント
めちゃめちゃ面白かったです!
これはとんでもない重厚な近未来SFですね。
残るか去るか。秋人と美冬、それぞれの父親たち。
いろんな人々の思いが怪獣に交錯しています。
いやあ、お見事でした。久しぶりに本気で感動しました!
作者からの返信
ゆうすけ様
応援、レビューまで頂き本当にありがとうございます。。!
思わず縮こまってしまう言葉がたくさん並んでいるレビューであわあわしています……‼︎
両義性と言いますか、カラスを白と言ったり黒と言ったりしてぶつかったりすれ違ったりしている作品が好き(語彙力…)で、
怪獣モノだとそういう書き方がすごくバチっとくる気がするんですね。
今回のお題を見て、そちらに振り切っても意外といけるんじゃないかな、とささやかな野望があったりもしたので、
自分の筆力や知識の天井を何度も感じつつでしたが、お楽しみ頂けて本当に嬉しく思います。
とても勇気づけられるコメント、本当にありがとうございました。。!
あとがき:御礼への応援コメント
完結、お疲れさまでした。大変良かったです。こういう企画ものも、自分でも久しぶりにやってみたいなあと思いました。
ずいぶん昔に、怪獣&ヒーローもののパロディSFみたいなシリーズを書いていたことがあるのですが、ああいうのもまた書こうかな、とか思ってみたりもしました。
作者からの返信
天野橋立様
何度もコメントを頂きありがとうございます。
不安や心細さもありましたが、コメントや応援を頂いた皆様のお陰で完結できたとしみじみと感じています。
他の方の御作品を見ていても、本当にその方々の人となりや感性が形になっていて、
しかもスタートラインが揃えられているので、どれを読んでも必ず書き下ろしの完全新作、というのがいいですね笑
天野様の怪獣・ヒーローもの、きっと素敵な作品になる予感がします。。!
長編ものを綴るのもロードムービー的楽しさがありますが、こうした企画で瞬発力に任せて書き上げるというのも、それはそれで違った面白さがあってすごくいいものだと感じますね。。
天野様の創作意欲を刺激できる質の作品に仕上げられたこと、とても嬉しく思います。
読了頂き、本当にありがとうございました。
最終話 ―雪を溶く熱―への応援コメント
一本のネジが目の前のガラスに突き刺さる、これをメッセージとして使うという展開が素晴らしいと思いました。巨大な熱源を受け入れて、恐らくは溶けていく彼女なのだろうと思いますが、これが救いなのか、考えさせられる終わり方でした。
作者からの返信
天野橋立様
読了、そして過分なコメント頂きありがとうございます。。!
作品の中でふと見える示唆的なサイン――というシーンにお感じになって頂けるものがあったとしたらとても嬉しく思います。
書き上げてみて、この作品はもう私の手元から飛び立った感覚がありますので、
きっと読まれた方がそれぞれお感じになられた印象こそが1番正しいのだと思います。
(……ただ、私個人はハッピーエンドが大好きな人間です笑)
あとがき:御礼への応援コメント
チェンソーマンはいいですね! あの滅茶苦茶+頭からっぽなとこがサイコーです。雪ならファイアパンチですが!←違う
失礼しました(笑)。
基本パニックもの人間ドラマ(あまり見たことがある訳ではないのですが)好きですので、これできっちりまとめてくださり楽しかったです!
作者からの返信
江戸川ばた散歩様
読了、★まで頂きありがとうございます!
チェンソーマン、ツボをしっかりと押さえつつ、うおりゃ〜!というぶん投げをしているのでとても信頼できます笑(何の話や
ファイアパンチの方は未読なのですが、絶対好きになれる気がするので読んでみます!笑
誰が読むんやろこれ……と思いながら書いていたところもあり、
応援、コメントを何度も頂けて本当に励まされました。
パニックものならではの味や楽しさをお感じ頂けたとすると、この作品を書いた甲斐があったと感じます。。
本当にありがとうございました。。!
最終話 ―雪を溶く熱―への応援コメント
もうラスト、美冬さんのみですが、ツノに対する愛憎混じった思いは何よりも強かったのですね。
で、ある意味「これでこの大好きな町はずっと人々の心の中で生きてゆける」という思いがあったのではないか、と思いました。「どうせ滅びるなら自分の命もあげるから全ての人々の心に爪痕を残すくらいの」。
幸せの一つの形だと思います。
作者からの返信
江戸川ばた散歩様
早速お読み頂き、また素敵なコメントを頂きありがとうございます。。!
コメントを拝見しまして、自分の頭の中にあった物語が他の方に伝わって、
行間から感じられるものが生まれた……ということに、とても嬉しい思いです。
書いていても、これでもキャラたちの抱くはずの感情の一側面しか描写できていないのでは、という気もしていますが、
キャラの感情の解釈や、怪獣に何かを重ねるのかによっていろんな見方ができる(耐え得る)作品になっていればいいな、と思います。ありがとうございました。
第3話 ―死因は餓死だった―への応援コメント
面白いです! まさかこの企画で本格怪獣ものが読めるなんて。私、『平成ガメラ3部作』と『シン・ゴジラ』が超絶大好きなので(あ、ギャレス版も好き)、むっちゃ燃えます。こういうのって、とにかく設定やディテールが重要だと思うのですけど、すごくいい感じですよね。『氷棺』っていうい言葉もいいです。しびれます。
レギュレーションに囚われすぎず(ゆあんさまごめんなさい!)、思う存分突っ走ってください!
作者からの返信
Han Lu様
とても嬉しいお言葉を頂き恐縮です。。!
ゴジラ作品と平成ガメラに価値観を大きく形勢された身ですので、そう感じて頂けて「うわ~!」という気持ちです。。!
シンゴジラも公開後すぐ見て「これだーー!」と感激した口なのですが、やはりあれは凄い作品だと思います。それっぽくしてみても、あれほどの強度は無理だ、ということをまさにこの作品を書いてみて痛感しています……。
(ギャレゴジと言えば、この監督の「モンスターズ」という作品を思い出しながら本作は書いていました)
結果的にあまり軽快なお話ではなくなってしまいましたが、特撮作品好きの方ならお楽しみいただけるかも……と思いますので、もしよろしければ最終話までお楽しみください。
第4話 ―熱源―への応援コメント
おおおおおお!
そこまでそれぞれの思いが強いとは……!
必死な秋人くんも、頑固な美冬さんも思いの強さもそれがエゴだと判っているのに、それでいてそれが真摯な願いだと判っているのに、どうしたものか状態で!
これをどうまとめてくれるのか期待します!
作者からの返信
江戸川ばた散歩様
コメント頂きありがとうございます。返信が遅くなってしまい申し訳ございません。
やはりお互いなりの理がぶつかる掛け合いは、描く側としても人間としての資質や価値観が試されているようで、消耗しますが書き応えがあります。
ほんの少しでも何か迫るものを感じて頂けたとしましたら大変幸いです。最終話もよろしければお楽しみください。
第3話 ―死因は餓死だった―への応援コメント
「餓死」によってしか活動を止められなかった怪物や、「氷棺」の設定に、現実の世界にも発生する様々な災害や事故を連想しました。ここからどうなるのでしょうか。
作者からの返信
天野橋立様
応援、コメント頂きありがとうございます。(物語半ばにして★まで……!)
人物たちの感情を描くために世界観の強度を持たせようと、いくつか現実の出来事をなぞらえたり、着想を得たりしています。
ですが、それらしくしようとすればするほど、事実は小説より奇なり、そして"重たい"ということも改めて感じています。。(軽々しくネタにしていいものか、という迷いもあったりします)
ただ、一介の特撮好きとして風刺が過ぎたり非ノンポリな作品にはしたくないという想いもあるので、
後半はもう少し身近な心情にフォーカスしつつまとめていきたいと思います。
結末までご満足頂けるものになればよいのですが、引き続きお楽しみ頂けましたら幸いです。
第3話 ―死因は餓死だった―への応援コメント
「対策」辺りでびくっときましたが、シン・ゴジラ的な!
場所的には…… クッシー……?
さて続きは……気になる……
作者からの返信
江戸川ばた散歩様
応援、コメント頂きありがとうございます。
自分の知識や筆力の限界を感じて悶えつつ「私は好きにした……」と心の中で唱えながら書いています(震
シンゴジラも大好きですし、特撮やモンスターパニックものの映画が好きで、そのような雰囲気のものとして書ければ……と思っています。
舞台につきましてはご想像にお任せいたします。。笑
(ここ、というイメージはあるのですが、自分の地元でもないし失礼かな……と感じてぼかしています。具体に地理書きすぎかもしれないですが。。;)
このような趣味ごりごりのお話にご興味を持って頂けてとても嬉しいです。
短編なので話数的にはあと2、3話になりますが、よろしければご笑覧ください。
あとがき:御礼への応援コメント
続き、書いてくださいね。
うふふ。
作者からの返信
暗黒星雲様
ご読了、コメント、★まで頂き本当にありがとうございます。
全話にコメントを頂いたのも初めてで、こちらの方にまとめて返信させて頂きます。
この作品で続きを期待されたり、アフターストーリーを思い描いて頂けるとはよもや思わなかったため、
そこまで楽しんで頂けたことにとても嬉しい気持ちでいっぱいです。
やはり怪獣が暴れ回るような場面を期待されていたとすると、私の力不足でご期待に添えず……という申し訳なさもあります。
個人的にはもっと火薬臭くて鉄と炎が入り乱れる場面もぜひ書いてみたいのですが、
そこまでいくとさすがに悪ノリが過ぎると思い、どうにかなけなしの理性を働かせていました。
それでも「自分ならこの物語をこうする、ああする」と言って頂けるのは非常に興味深くて、また書き手としてとても幸せなことだと感じます。
……それにしても、もし現実にこういう状況になった時、「しゃーねぇ、こうなりゃ核だ」「遺伝子使って生体実験だ」ってなるものなのでしょうかね。。
人間はそこまで愚かでないと信じたいものですが、完全に信じきれないところに、種としての恐ろしさというか、モンスター的側面があるのかも知れません。
いくつものコメント、本当にありがとうございました。