第24話 一つ目のアーティファクト

【宿場町プリム 屋根の上】

 

 孔雀怪獣に向かって走り出すと、影蜥蜴たちも反応し、こちらに跳んできた。

 

 一気に距離が縮まり、ドロス、ステラ、影変態の武器と、それぞれ一体ずつ、影蜥蜴のナイフがぶつかり合う。

 

 火花が散り、金属音が響くと同時に影蜥蜴たちを弾き飛ばすと、バク転や側転をしながら飛び回り、アクロバティックな動きで取り囲んでくる。

 

 それに対して互いに背後を守り合う俺たち。

 

「突破口を開く!援護を頼む!」

 

 そう言ってステラが飛び出し、影蜥蜴に斬りかかると、影変態が続き、影蜥蜴の反撃に対して追撃を試みる。

 

 しかし、そこに別の二体の影蜥蜴が割り込み、二本のしっぽが影変態を弾いた。

 

 影変態の援護が失敗に終わり、ステラに三体の攻撃が集中する。

 

「おおっと!だが、その程度では…!」

 

 その時、ステラが構えた盾から小さな光の障壁が三つ飛び出し、影蜥蜴たちの攻撃を受け止めた。

 

「『私たち』を止めることは出来ないぞ!」

 

 そこから三体の集中攻撃を無理矢理こじ開け、影蜥蜴たちの向こう側へ踏み込む。つまり……

 

「今だ!合わせろ!」

 

「…オウ!」

 

 弾かれた影変態とステラの間に、三体の影蜥蜴が挟まれる形になった。

 

「「エアロ・インパクト!!」」

 

 双方から放たれた魔法の突風に影蜥蜴たちが挟まれて、押さえつけられる。そして風は渦を巻き、影蜥蜴たちは上空へ飛ばされ、竜巻の中に閉じ込められた。

 

「見たか!即興魔法剣!バインド・トルネード!」


「…オー」

 

 ガッツポーズするステラの横で影変態が小さく拍手している。

 

「すごい!いつの間にこんな技を…」

 

「こいつと戦ってたとき、今みたいに互いの魔法剣がぶつかり合って竜巻が生まれた時があってな。タイミングを合わせれば再現出来ると思ったんだ!」

 

 サムズアップするステラに笑顔で頷き、孔雀怪獣を見るとドロスが走り出した。

 

「よし!行こう!」

 

「言われなくても!」

 

 孔雀怪獣が輝きだし、背後に大きな影が出来る。影が動きだし再び影が飛び出す寸前。

 

「させるか!ドロス!」

 

「またアレでしょ?それ!」

 

 俺のポーチからドロスのしっぽが試験管を取り出し、孔雀怪獣めがけてぶん投げた。

 

 試験管が割れると煙幕が孔雀怪獣を包み込み、大量の煙りが辺りに充満する。今回の煙幕は俺の血が入った特別製だ。この辺一帯はしばらく濃い煙が晴れないはず。光源が煙に包まれていれば俺たちを照らすことは出来ないだろう。

 

「そんでこっちはピット器官でヤツが丸見え。完璧だね」

 

「うん。でも、全力で羽ばたかれたらヤバいかも。さっさとやっつけよう!」

 

「ユキト!急げ!一体そっちに行った!」

 

 ステラの声が耳に届き、反射的に上を見た。ドロスのピット器官を共有した感覚で影蜥蜴の熱を捉える。

 煙幕の向こう、竜巻の中にいるであろう三体の影蜥蜴の内、二体が一体をこちらに向かって投げてきた。

 

 まずい。孔雀怪獣との距離が近い。強化された影蜥蜴とモタモタ遊んでいると孔雀怪獣に煙幕から脱出される。

 

「くそ!ドロス、早く怪獣を!」

 

 しかし、投げ飛ばされた影蜥蜴が目の前に着地し、行く手を阻む。

 

「これはちょっとヤバいかも?」

 

 ダメか!?そう思った瞬間、小さな黒い影が突然、影蜥蜴の頭に張り付いた。

 

「ヒトリ!イッタイ!タオス!」

 

「影兎!?」

 

 まて、お前に一体何が出来る!?俺の分身なら、お世辞にもそんなに強くないはず…(言っててちょっと悲しくなるが…)。

 

 すると、影兎の体毛がわさわさと蠢きだし、勢い良く膨張した。それはもう、もっさりと。

 

「モッフモフー!」

 

「!?」

 

 影兎の体毛が影蜥蜴の頭部を包み込む。ナイフを頻りに突き刺すが、どうやら本体まで届いてないようだ。

 それどころか突っ込んだ手からナイフが無くなっている。

 

「アブナイ!ボッシュウ!」

 

 武器を取り上げたのか?体毛の中で何が起こって……?

 

 ピット器官で観察してみたが、影兎の体毛全体が熱を持っていて中の様子がわからない。

 ポカポカしてそう。

 これだと影蜥蜴からもなにもみえないだろうな……

 

 体毛を鷲掴みにして思いっきり引っ張る影蜥蜴。しかし外れない。

 

 アフロ頭をむしる狂った蜥蜴に成り下がった影蜥蜴はそのうち膝から崩れ落ち、まるで全てを諦めたかのように項垂れてしまった。

 

「ど、どうなったんだ……?」

 

「ものすごいモフモフに包まれて戦意を失ったか……もしくは……窒息…?」

 

 後者だと怖すぎるから前者ってことにしておこう。

 

「ココハ、マカセロ!」

 

「お、おう」

 

 何はともあれ、影兎の活躍で道が開けた。孔雀怪獣はまだすぐそこにいる。

 

「あっち的にも影の強化をしたいから、なるべく遠ざかりたくないのかな?」

 

「かもね。突っ込むよ!」

 

 濃い煙幕の中を迷い無く突進するドロス。そして煙りの中でも目視できるほどにヤツの懐に潜り込んだ。

 

「ギギ…ケー!」

 

 歯車の軋む音と鳥の鳴き声のような音を響かせ、翼を広げる孔雀怪獣。

 大きな足の鉤爪を開き、こちらに掴みかかる。

 

「「甘い!」」

 

 しっぽでヤツの足を掴み、攻撃を横に逸らすと同時に背後を取る。

 そこからナイフで連続攻撃。素早い動きで四、五回切りつけた。

 

「「オラオラ!」」

 

「ギャアアァ!」

 

 羽を散らして悲鳴を上げる怪獣。身を翻し、こちらを向いて羽ばたくと、周囲に散った羽が鋭く尖り、こちらに襲いかかってきた。

 

「うお!?あぶな!」

 

 ナイフとしっぽを振り回し羽を弾くが、いくつか防ぎ損ねて身体に刺さる。

 

「いってぇ!」

 

「大丈夫!?」

 

「まだ動けるよ!でも、アイツが!」

 

 一瞬、怯んだ隙に怪獣が上空へ飛び上がる。まずい、ここで逃げられたらまた影で攻撃される!

 翼を勢い良く広げると怪獣の周りの煙幕が晴れて……

 

 青空を背にしたステラが現れた。

 

「空に影は作れまい!」

 

 ステラの剣が孔雀怪獣を叩き落とすと、即座に影変態が駆けつけ仕留めにかかるが、怪獣も身をよじり致命傷を免れる。

 しかし、翼を串刺しにされて身動きが取れなくなった。

 

「イマダ!トドメヲ!」

 

「「まかせろ!」」

 

 息をはいて身体の力を抜き、体内を巡る魔力に意識を集中する。

 溢れる魔力を身体の芯に集めて、力の流れの無駄を修正していく。

 大きく息を吸い込み再び全身に力を込めると、今までより一層、身体が軽く、力強くなったような気がする。

 

 一瞬で相手をバラバラに切り刻むイメージ……

 

 片手でクラウチングスタートのような姿勢を取りつつナイフを構える。

 

 

「「ダンシング・リッパー!!」」

 

 

 孔雀怪獣が影変態を振り払い、飛び上がる瞬間。

 

 周囲を包んでいた煙幕が吹き飛び、俺とドロスはすでに怪獣の向こう側に着地していた。

 

 空中で静止した怪獣は次第に切れ目がずれていき、ドロスがナイフを鞘に収めると同時に羽と身体をそこらじゅうに撒き散らして消えていった。

 

「……よし!勝ったー!」

 

「おお!やったな!二人とも!」

 

 そこへステラが駆け寄ってくる。

 

「ありがとうステラ!ステラが来てくれなかったらヤバかったかも」

 

「ナイス、王女様ー」

 

「おう!」

 

 ドロスとステラが軽めのハイタッチを交わす。

 

「でも、あの煙幕の中でよく敵の位置が分かったね」

 

 ステラは俺やドロスみたいに音や熱で相手を捉えることはできない。

 それに出会ったときに密猟者に使った追跡魔法もあの怪獣には使ってなかったはずだ。

 

「ああ、ユキトの匂いがする方へ行ったら君らの声が聞こえたから。

 ヤツが逃げるとしたら上空かなって思って、なんとなく当たりをつけてジャンプしたらドンピシャだったな!」

 

「嗅…覚……かぁ………」

 

 まさかの嗅覚だった。

 もしステラの嗅覚が犬並みだったとしても、あの煙幕には俺の血が混ざっていたから、犬系の魔物でも厳しかったんじゃないかなぁ……?

 

「面白い彼女だね」

 

「……うん、いいでしょ、珍獣じみてて……。毎日飽きないんだ」

 

 もう開き直るしかなかった。

 

「なんの話だ?」

 

「んん?ステラが犬みたいでかわいいなぁって話」

 

「ええ?ちょ…もう……」

 

 赤面しながらモジモジしている。

 適当にあしらったつもりだったんだけど、思いの外まんざらでもないらしい。

 

「ユキト……」

 

 背後からステラの声がしてビックリして振り向くと影変態がそこにいた。

 

「アリガトウ……」

 

 影変態は俺の頬をやさしく撫でるとキラキラと光を放ち、消えていった。

 

 そっか、俺たちの影は怪獣が出したものだからヤツの消滅と共に消えるのか。

 

 影変態を見送ると影兎がぴょんぴょんとこちらに近づいてくる。モッフモフになった体毛は元に戻っていた。

 

「ユキト……」

 

「………………」

 

 消える前に何か言い残すことが有るのだろうか。影兎の言葉に耳を傾ける。

 

「モウチョイ、スナオニナレ」

 

「さっさと消えろ」

 

 いらんことだけ言い残して元気よく手を振りながら消えていく影兎。

 

 キラキラと空に昇っていく影兎に対してステラは背筋をのばし、敬礼しながら……

 

「素晴らしいモフモフを……ありがとう……」

 

 慈愛と感謝に満ちた表情で落涙した。

 

「……………」

 

「面白い彼女だね」

 

 うるさい。しつこい。話しかけるな。

 

 一応、辺りを見回すが影蜥蜴もすでに消えている。

 屋根の下を見下ろすとまだ少し混乱はしているが、町の人たちの影も全て消えたようだ。

 

 とりあえず一安心か。ため息をつき、ドロスから離れようとする。

 

 ん?『離れようとする』?

 

接続コネクト』がまだ続いている。

 かなり強力な技を放ったのにまだドロスには限界が来ていないようだ。

 

 と、言うか………

 

「あ、やべ。『再起動リブート』してないじゃん」

 

「ん?どうしたの?」

 

 ドロスがこちらを肩越しに覗く。

 

「あー、えーと、このままだとドロスが死んじゃうかも?」

 

「マジで?え、なんとかしてくれるんじゃないの?」

 

「待って……そう、今から『再起動リブート』して、適当に魔力を放出すれば………」

 

 眼を閉じて『フェニックス』を起動しようとする。

 

 …………………

 

 えーと………

 

 あれ?『フェニックス』ってどうやって起動するんだ?

 

 たしか、あの時はステラを助けるために精一杯で………祈って?………力を込めて?

 

 スノウの声が聞こえて………

 

 そうだ。スノウに聞こう。

 

(スノウ!?スノウさーん!?聞こえる!?)

 

 

「はーい、お待たせしました。スノウです」

 

 頭の中にスノウの声が響く。

 

 スノウさんがログインしました。

 

(良かった。スノウさん実は………)

 

「ふふ、『スノウ』で構いませんよ。

 ……あれ?その方はたしか、泥棒さん?

 どうして『接続コネクト』してるんですか?」

 

(ええっと………)

 

「あ、そっか。私はユキトさんの中に居るんだから記憶を共有すれば………

 なるほど。『再起動リブート』してドロスさんを助けたいんですね」

 

 おお、説明する手間が省けた。

 

(そうなんです。どうすれば『フェニックス』を………)

 

「無理です」

 

(………え?)

 

「『フェニックス』の起動には絆の力が必要です。単純に繋いだ絆がたくさんあれば良いのではなくて、絆を繋いだ人たちが『協力』してくれないと起動できません」

 

(絆を繋いだ人たちの『協力』……?)

 

「あの時はユキトさんの『ステラを救いたい』という強い意志が多くの絆の共感を得たから『フェニックス』を起動できたんです」

 

「それに比べて今のユキトさんからはそこまでの強い意志は感じられません」

 

「ドロスさんを助けたいのは本当なのでしょうが、ステラさんに比べたらどうしても気持ちの強さが足りないんです」

 

「それに、もし本気でドロスさんのために強い意志を込められたとしても、それに共感してくれる絆がそこまで多いとは思えません」

 

「なので、今の状況で『フェニックス』を起動することは出来ません」

 

(そんな……それじゃあ、ドロスは……)

 

「別のアーティファクトがあれば、助けられますよ」

 

(別のアーティファクト?)

 

「はい。まずはそこの泥棒さんから盗まれた物を返してもらってください。話はそれからです」


 

「………………」

 

「ん?どう?なんとかなりそう?」

 

 眼を開くとドロスと眼が合う。

 まっすぐに眼の奥を見つめて、息を吐き出した。

 

「アーティファクトを返してほしい。それがあれば助けられる」

 

「………なるほどね」

 

 ドロスも眼を合わせたまま、息を吐いた。

 

「もしかして、元々それが狙いだったのかな?」

 

「そうだったのか!?流石だな、ユキト!」

 

「その通り………て、言いたいとこだけど、ただの成り行きだよ。当てが外れて、『スノウ』に相談したらそう言われたんだ。だから……」

 

「分かったよ。スノウ?……てのが誰かは知らないけど、ボクもまだ死にたくないしね」

 

 ドロスはしっぽで器用にアーティファクトを首から外し、俺の首にかけた。

 

「ありがとう」

 

「律儀だねぇ。悪者にお礼なんていらないでしょ」

 

 再び眼を閉じて意識を自分の内側へ沈める。

 


「アーティファクト『フェンリル』……まずは一つ目ですね」

 

(アーティファクト『フェンリル』……)

 

 しかし、そうか……みんなの協力が得られない相手には『再起動リブート』が使えないのか。

 結果的にドロスを助けられて、アーティファクトも取り戻せたけど、やっぱりドロスと『接続コネクト』したのはちょっと迂闊だったのかなぁ……

 

「そうですね。そもそも単独行動した時点から間違えてたと思います」

 

 うぐ……そうですよね……分かってたことだけど、はっきり言われるとけっこうグサッとくるな……

 

「でも実際にドロスさんを殺さずにアーティファクトを取り戻せましたし、悪くはない選択だったんではないでしょうか。運も実力の内とか言いますし」

 

 そう言ってもらえると少しは気が楽になる……かな……?

 

「私もちょっと説明不足でした。ユキトさんの記憶で『フェニックス』を完成させたのがアルクスだと分かって解析に夢中になりすぎました。すみません」

 

(いや、俺からも詳しく聞くべきでした。それより今は……

 『フェンリル』があればなんとかできるっていうのは?)

 

「はい、そもそも『フェンリル』『ケルベロス』『グリフォン』を作ったのは戦力の強化と言うより『接続コネクト』で相手を傷つけてしまうのを何とかするためなんです」

 

「ありあまる魔力で相手を傷つけてしまうのなら、あまらないように使ってしまえばいいと思ったんです」

 

 スノウの話を聞いていると首にかかった『フェンリル』が胸の辺りから体内へ吸い込まれていく。

 

 少し驚いて胸元を擦るが、すでにネックレスが首にかかった感覚は無くなっていた。

 

「ではさっそくやってみましょう。心の中で『フェンリル』を呼んでみてください」

 

 呼ぶ?

 

「名前を思い浮かべるだけでいいですよ」

 

 えーと、じゃあ………

 『フェンリル』……!


 そう念じると、左手、右足、首に合計三つ、金属の枷が現れた。そこから鎖がジャラジャラと、重力に逆らって浮いている。

 鎖も枷も、重さは感じない。

 

 これが『フェンリル』……?

 

「次に『中断アボート』と言ってください」

 

「『中断アボート』……!」

 

 ドロスと共有していた魔力が鎖に流れ込んでいく感覚。

 徐々に力が抜け、ドロスの背中からずり落ちた。

 『フェンリル』がほのかに光り、浮かぶ鎖に引っ張られるように空中で仰向けになった所をステラがそっと受け止める。

 

「これで『接続コネクト』を中断することが出来ました。

 『接続コネクト』は中断してもある程度の反動は受けてしまいますが、一時的にアーティファクトに移した魔力を少しずつ戻すことで反動からの回復を早めます。

 でも、まともに戦えるようになるにはちょっと時間がかかるので無理は禁物ですよ?」

 

 分かりました……

 

 ……ふぅ…身体がだるい……少し痛みもあるけど、いつもよりは楽だな……

 がんばれば少しは動けそう……?

 腕に力を込めてみる。


「…っ……いってて……」


「ユキト!無理をするな……」

 

 少しだけ上がった腕をステラが優しく撫でる。

 うん、やっぱりしばらくまともに動けそうにない。

 

「とりあえず、これでもう大丈夫なはず……あれ?」

 

 ドロスを安心させてやろうと声をかけたつもりだったが、いつの間にか見当たらない。

 辺りを見渡すと、少し離れた所から大きく手を振るドロスを見つけた。

 

「今日の所はこれで退散させてもらうよ!けっこう楽しかった!まったねー!」

 

 屋根から飛び降りたと思ったらあっという間に町の外へ走り去ってしまった。

 

「逃げられちゃったか……」

 

「まあ、しかし、三つの内一つがこちらにあるのなら向こうも逃げてばかりではいられまい。機会はきっと来る。とにかく今は少し休もう。疲れているだろう?」

 

「うん……そうだね……ごめん、ちょっと眠くて……いいかな…?」

 

「ああ、私が宿まで運んでいく。任せてくれ。もう二度と、君を置いていかないよ……」

 

「うん……ありがとう……ステラ……」

 

 強い眠気に襲われて、俺はそのまま寝てしまった。

 

「さて、グラナとソフィアは大丈夫かな?」

 

 ステラは俺を優しく抱きしめ、二人と合流するため屋根から飛び降りた。

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アイデンティティ・レアリティ(転生兎はレア素材!?) 長嶺 卓 @nagamine0605

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