少女を養子にした魔物。異種族の父と娘が立ち向かう平行線の世界
- ★★★ Excellent!!!
記憶を失くした少女、楓。
でも少女には頼りになる優しい父がいる。
淡々とした心地よい距離感の会話は、二人の信頼関係がしっかりと伺える。
しかし、少女は父の真実を知る。
父は人間ではなく、魔物だった。
この世は人間と魔物がおり、魔物には共存派と、過激派がいる。
お互いが、お互いを分かり合うことは難しい。
この世界は、どこまでも平行線だった。
しかし少女は父と戦うことを決意する。
少女が失くした記憶は何なのか、魔物達から少女が狙われている理由とは……!?
グオティラス様ならではの表現力、読みやすさ、強いメッセージ性、どれをとっても、「さすが!」の一言に尽きる作品です!