少女を養子にした魔物。異種族の父と娘が立ち向かう平行線の世界

 記憶を失くした少女、楓。

 でも少女には頼りになる優しい父がいる。

 淡々とした心地よい距離感の会話は、二人の信頼関係がしっかりと伺える。

 しかし、少女は父の真実を知る。
 父は人間ではなく、魔物だった。

 この世は人間と魔物がおり、魔物には共存派と、過激派がいる。
 お互いが、お互いを分かり合うことは難しい。

 この世界は、どこまでも平行線だった。

 しかし少女は父と戦うことを決意する。

 少女が失くした記憶は何なのか、魔物達から少女が狙われている理由とは……!?


 グオティラス様ならではの表現力、読みやすさ、強いメッセージ性、どれをとっても、「さすが!」の一言に尽きる作品です!

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