概要
自分が何者かなんて分からない。それでも、君と生きるための冒険譚。
遥か昔に勇者が存在したとされる、星の海に浮かぶ大陸「ハイニウム」。
そこに生きる少年レミルは、六年前からの記憶を失っていた。大陸の片隅で理由の分からぬまま逃亡生活に身を置いていたレミルだったが、ひょんなことから遺跡の奥で隠れるように眠っていた謎の美少女を目覚めさせてしまう。
なんと彼女はレミルのことを見るなり、彼を七百年前に世界を救った勇者の名を用いて呼びかけるのだった。
勇者とは何か。少年は何者なのか。大陸はなぜ生まれたのか。
高慢な魔導少女。夢を追う女騎士。無口なエルフの少年にポンコツ忍者に行き倒れのドワーフまで!?
旅路の中で出会う個性豊かな仲間と共に、自身と世界の謎に挑む冒険ファンタジー。
※エブリスタ様、小説家になろう様の方でも投稿させて頂いています。
そこに生きる少年レミルは、六年前からの記憶を失っていた。大陸の片隅で理由の分からぬまま逃亡生活に身を置いていたレミルだったが、ひょんなことから遺跡の奥で隠れるように眠っていた謎の美少女を目覚めさせてしまう。
なんと彼女はレミルのことを見るなり、彼を七百年前に世界を救った勇者の名を用いて呼びかけるのだった。
勇者とは何か。少年は何者なのか。大陸はなぜ生まれたのか。
高慢な魔導少女。夢を追う女騎士。無口なエルフの少年にポンコツ忍者に行き倒れのドワーフまで!?
旅路の中で出会う個性豊かな仲間と共に、自身と世界の謎に挑む冒険ファンタジー。
※エブリスタ様、小説家になろう様の方でも投稿させて頂いています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!世界観の描述の仕方がすごい!
六年前の百年戦争の終戦の時期に記憶を失ったレミルは、元騎士のリアス、従者兼弟子のアリアと出会い、ジュラル遺跡に赴く。そこで封印されていた少女はレミルがある人物と似ていることを指摘する‥‥。
この『英雄譚は誰が為に〜勇者の詩と白銀の姫〜』の面白いところは、まずは読みやすい人物描写です。人物の説明を程よいタイミングで入れてくれるので、説明過多にならず、また物語の進行に置き去りにされることもありません。例えば遺跡探検までの話をリードをしてくれるリアスについてですが、二話からの「流浪の女騎士」でのリアスとアリアのやり取りから彼女の性格を読み手が理解した上で、次の「出会いの街」ではリアスを軸に物…続きを読む