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こんにちは。
登場人物のセリフにカギカッコがついていないですね。
なんだかするするとそのままな感じがして読みやすいです。
あと、
左に書いてある文字を、右側へ書き写すようなものだと彼女は説明する。
って、確かに等式は左側と右側が同じだからなぁっておもいました。
同じってわかってても、難しいんですけどね笑
でも、面白い表現だなぁって思いました。
作者からの返信
こんにちは。
読みやすいといっていただけてほっとします。するするな感じでよかったです。読み進むスピード感がほしいタイプの作品ですので。
なるほど等式。あまり意識していなかったですが、いわれてみればこれ等式ですね! 桜子の天才っぽさを出せていたらいいのですが。
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こんにちは、夏緒です。
とても面白かったです!
最初の1ページで「やべぇ、これ、難しいやつだ……!」と警戒してしまったのですが、笑 読み進めるととても面白かったです。
「」を使わない文体が流れるようにすらすら読ませてくれて、今度真似したいと思いました。笑
急にカクヨム出てきてなんだかすごく嬉しかったです。
書かずにいられない人、その衝動、ここにいるすべての人が持っているんでしょうね。
なんだか胸がいっぱいになりました、素敵なおはなしをありがとうございます(*´ω`*)
作者からの返信
夏緒さんこんにちは、お読みいただきありがとうございます!
読み進めていただけてよかったです、危なかった……。雰囲気作りに理系トークをぶちこんでしまいましたが、危ない橋だったかも。
「」使わない文体気に入っていただけてうれしいです! 地の文章とのバランスをあれこれ考えられて個人的に好きなんです。ときどき会話だけのやり取りを入れると、ポエムっぽくなって雰囲気がでるのも、必殺技みたいで楽しいのです。ぜひ「」なし文体で書いてみてください! 読んでみたいです。
書くことの衝動を、こうしてひとつのお話にできてよかったです。企画に参加できてよかったです。ありがとうございました!
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こんにちは。いいの すけこです。
第三兵器学校。
頭からSF不思議ワードが踊ってワクワクしました。ファンタジーやSF、好きなもので。
そんな物々しい単語に始まり、物語世界は切迫しているようで。それでいて作中では実際に爆弾が降ってくるわけでもなく、だけど確かにミサイルや毒ガスは存在していて。
非日常と日常が絶妙なバランスで語られていて、それだけにすっと世界観に入り込みました。
その中に物語を書くこと、挙げ句カクヨムと、ここの読者には思い当たるフシがある展開を突っ込まれたものですから、それは刺さりました。
だから毒ガスにもミサイルにも勝てる物語の存在を、思わず本気で信じたくなってしまう。そう思わせる作品でした。
とっても面白かったです!
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!
SF設定は極端なことをやれるところが好きです。でもそのぶん現実と乖離しないようなバランスも必要なので、非日常と日常の絶妙なバランス、という言葉はとてもうれしいです。世界観を受け入れていただけてよかったです。
物語を楽しむ人達が連携をできるのが小説投稿サイトの素敵なところであり、今回の企画もまさにそうです。そのことを積極的に礼賛する仕掛けを組み込みたいというのが、この作品の最初の目的でした。毒ガスにもミサイルにも勝ってやるという気持ちを共有できたら、大成功です!
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此度、自主企画にご参加頂きまして、ありがとうございます。
未来ということでSFを冠しておりますが、そう遠く無い未来。戦争よって世界が争いに特化し、戦争にとって価値のない、物資にならぬ文化が衰退している世界。あり得ると思います。
その中で人が想う物語は、やはり根源的なのでしょうね。それでも誰かと語らい合いたい。そう願う人達がカクヨムに集っている。現在のカクヨムの状態にも言及しているようで、深さがありました。
筆致という意味では、「」を用いず文中に自然に溶け込ませるということに挑戦されていますね。これは古い物語にも見られる方法ですが、作中文章が現代的であるがゆえに、この未来においてのロストテクノロジー的な(一度衰退してしまったために「」を使う文化が無くなってしまった)側面においての葉太の語りのような気がして、それも良かったです。
また葉太が桜子に伝えるもので、「言葉の意味や価値はわからないが、熱量や魂は伝わってきて、それが素晴らしいことはわかる」と言ったような内容を言及されていると感じました。
これは美術展などで不思議な作品と対峙した時に「なんだこれは……よくわからないが……エネルギーを感じる」と似ていると思いまして、
「良いものを良いと感じるために、必ずしも理解を伴う必要はない」
「理解されなくても、想いを届けることはできる」と肯定的なメッセージを感じました。
そこに言葉足らずながら真摯に向き合い葉太の姿勢が良かったです。
個人的に気になりましたのは、「話数が果たして適切か」ということです。私は縦組み読みで拝読したため、「」がない分、むしろスラスラと読めました。その関係で、話数展開がとても多い(一話の文章量が少ない)のが気になったのです。
しかし大量の文字を読み慣れていない層が横文字で読むにあたっては適切なのかも知れないとも感じます。
であるなら今後は逆に、横文字で読みやすくするための工夫(空行や多少の脚色)もあって良いのかも、と少し感じた次第です。
私はこの文章のやわらかさが好きなので、個人的な好みを言えば縦組み前提で調整される方を推します。
細かい所で言えば、意図して開いているために少し読みにくくなってしまっている部分を工夫できるかもしれませんね。
企画につきコメントを申し上げておりますが、重要なことではありません。
とても強いメッセージを感じた、素晴らしい作品だと思いました。
最後に改めて、本企画にご参加下さり、ありがとうございました。
作者からの返信
お読みいただき、丁寧なレビューまでいただき感謝します!
物語は書かれ、読まれるだけでなく、さらに人と人をつなぐものだと思っています。文学史が尊いのは、それが大昔の人とさえ自分をつないでくれるものだから。カクヨムという言葉を使ったのはいたずら心ではありますが、このつながりを暗示するのには、良かったと思っています。
「」を使わない文体は、正直なところ僕自身に染み付いてしまった書き方なのでこの作品用というわけではないのですが、でも、ロストテクノロジー的な読み取りはとてもおもしろいですね。できるだけ素朴な語り口にしようという狙いもあるので、物語に向けてまだ覚束ない足どりの葉太の、プリミティブな文体という解釈にすごくマッチします。気づきを与えてくださって感謝です。
熱量に対する葉太の態度を、不可思議な美術作品に対する我々の感じ方に結びつけていただいたのも、とてもうれしいです。ほんとうにそのとおりだと思います。
あの世界に身を置いていたら、物語が「わからない」のも当然のことなんだと思います。葉太は過去にいちどその「わからないもの」を捨ててしまった。でも今回は、「わからない」ままでも熱量を感じ、前向きに受け取った。それでもやっぱり「わからなかった」けれど、葉太の態度はいま、「わかりたい」に変わっていると思います。僕はそんな葉太に自分を投影してしまいます。
話数の刻みに関して。カクヨムにおける文体について、僕自身まだ完全に手探り状態で、いまの状態がいいのかどうか、まだうまく判断できていません。
放って置くとどんどん密度の高い重苦しい文章になってしまう癖があるので、今回はなるべく改行多め、なるべく軽めにと意識して書いていました。章の区切りについてもその方向性が反映されたと思います。それが適切だったかどうかは、また別問題ですけど。
縦書きor横書きもなかなか悩みどころです。僕自身は活字が好きなので縦書きに愛着がありますが、カクヨムでは横書きで読んでいます。だから自分の作品もたぶん横書き前提で文章を組み立ててしまっています。でもそれが、きっと徹底されず中途半端なのだとも思います。縦書きにも横書きにも、照準を合わせられていない。
ここのところうまく改善できるよう取り組んでいきたいです。
なんどでもくり返しますが素敵な企画を運営いただきありがとうございます。
素敵な作品がたくさん集まった、物語のうねりを感じる場になっていることを、そして物語を愛する人たちのたくさんのつながりを生み出していることを、すごいことだと率直に感じます。
作業量が膨大でちょっと心配にもなってしまいますが、感謝の言葉をお伝えしたいと思います。ありがとうございました!
8への応援コメント
読ませて頂きました。
SFに名を借りていますが、刻々と迫りくる未来のように感じられました。
小説とは自分を投影できる想像力が無くしては、成り立たない物であり、それ無くしてはただの文字の羅列。
小説が読まれなくなってマンガ。そのマンガも読まれなくなってきて……怖い未来です。
それでも、その文字の紡ぎに想像力を駆使する者がいることが、一筋の明るい光として垣間見える作品でした。
素敵な作品ですね!(^ω^)
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!
物語を大切にしない未来は嫌ですね。でもきっと、そういう未来になったとしても物語の火は完全には絶えず、シキナや桜子のような人が出てくるのだと、信じます。
素敵な作品とおっしゃっていただき、うれしく思います!
編集済
8への応援コメント
あかいかわ様、コメント失礼します。
一気読みいたしました。字の文だけで構成されながらも、平易な表現や平仮名を上手に使っておられますね。大変読みやすかったです。
想像/創造性の欠如した世界はじき現実に訪れるかもしれない。もちろん訪れないで欲しいけれど。その中にも物語を紡ぎ、それを楽しむ人は現れるのだと、人間の可能性を信じたくなる素敵なお話でした。
ありがとうございます。見事な筆致でした。
作者からの返信
一気読みお疲れ様でした、そしてありがとうございます!
平仮名の塩梅にはいつも悩むところです。ぜんぶ漢字にしてしまうと、文体的にけっこう重くなってしまうので。読みやすいといっていただけて、ほっとします。
「怖さ」が下敷きになったお話ですが、そのなかに希望を感じ取っていただくことができて、よかったなと思います。みんなで希望を紡いでいけたらなと、改めて思います。
編集済
2への応援コメント
▶︎ずっと前から、ここにうわっているのかもしれない。
うわっている、がちょっと読みにくい印象でした。言葉としては大好きなので、何か工夫できないかと少し考えましたが、思いつきませんでした。その直後に植樹と出てくるので余計に勿体なく感じます。
桜だけが本物っていう所が素敵です。殺伐とした世界観に、希望のような暖かさを感じます。
作者からの返信
あああ。僕も違和感をちょっと覚えつつ、でも「うわっている」の語感が好きでゴリ押してしまいました。「植わっている」と漢字のほうがよかったかなあ。
絶望がはびこる物語には、どのように希望を導入するかが重要なのだと思います。先ほどの「うわっている」も、生き物としての桜の樹を強調するのかもしれません。
1への応援コメント
企画ご参加ありがとうございます。
台詞をうまく溶け込ませた筆致がいいですね。
唯一気になったのは、
冒頭一発目の文章の句読点の所在でした。感覚的に「てんが遠いな、そして最後短っ」となりました。
不用意に増やさない方がよいとは思いつつも、一応気になった人もいるんだへーえ、的なアピールです。
企画主につき何かしらのコメントを残しております。よろしくお願いします。
作者からの返信
筆致を褒めていただきうれしいです!
冒頭の文章、まず一発目に違和感をぶち込もうと長い固有名詞も入れてつらつらつら、と書きましたが、ちょっと苦しすぎるかもしれないですね。「天満坂学園高等部」を取り除けばある程度抜けはよくなりそうですが、違和感度は多少下がるかも。うーん。
こういう思案が文章を書く醍醐味でもありますね。
8への応援コメント
SF設定の近未来が舞台だけれど、こんな事態は私たちの世界の片隅で、もうすでにおこっているのかもしれない。
そう思うと、とても考えさせられるお話しでした。
シンパシーよりもエンパシーの重要性をつくづく再認識しました。
今の子たちは本当に、想像力が欠如してます(我が子をみていてつくづく思うのです)こんな未来がこないように、せっせと子供に本を読ませようと思います(笑)
作者からの返信
最後までお読みいただきありがとうございます!
現在でも、ときにはある意味で想像力の欠如を武器にするような考えさえ見受けられます。
そういう考えの勢力が多少はあってもいいとは思いますが、こうして読んだり書いたりする立場としては、そうじゃない勢力を大きくしておきたいと願います。
せっかくだしお子さんもいっしょに物語を楽しむ勢力に加わっていただきたいですね。笑
2への応援コメント
なんと、葉太は18歳。これはなかなかレアなパターンですね。
わたし、SFは苦手なんですが、すごく読みやすくぐいぐい引っ張られます。
8への応援コメント
はじめまして、企画からまいりました。
共感力や想像力を持たない人間が増えていったら、いつかほんとうに物語が淘汰される時代がくるのかもしれないなと思いながら拝読しました。
また、「」のない文体でも読みやすく、とても心地よく感じました。おもしろかったです。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!
ある意味でカタキ役として、物語への共感を持たない社会をミサイルと毒ガスに集約させました。怖いです。未来をこうはさせたくないなと真剣に思います。
「」つけない文体は自分のなかで完全に根付いてしまっています。読み取りやすさについてけっこう緊張感をもつ文体なので、読みやすいといってもらえるとほんとうにうれしいです。よかった。
編集済
8への応援コメント
企画から来ました。
これは面白いですね。近未来SFの名を借りた物書きを趣味とする現代の書き手さんへのメッセージになっていますね。
私たちにとって書くこととは何か、読むこととは何かというものすごい根源的な疑問を突きつけられたかのように感じます。
カクヨムが秘密結社的な何かになってるのもアングラ感あってよかったですね。
私たちがカクヨムで書く文章がやがてミサイルや毒ガスに勝てるなら、とても素敵なことだと思います。
ところで7話で光合成を続けている、という言葉が印象的に使われていますよね。カクヨムで書いたり読んだりすることの暗喩と捉えたのですが、これどこまで含んでるんでしょう?シキナは植物みたいな存在になった、という読み方もできますし、そう読むと連絡は取れるけど会えないというのも納得できてちょっと怖い感じになるのですが。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!
この企画が盛り上がっているのを遠くから眺めていて、すごいな、楽しそうだな、物語を書く人ってすごいな、と思って自分でも書いてみたのがこの作品です。桜子は物語を書く人、という設定は一番最初に固定させました。形になるまでに、けっこう紆余曲折を経たのですが。
光合成の箇所は、3話で桜子が葉桜=光合成をして生産的、桜=生産的じゃない、という言及に対応しています。シキナと直接つながった言葉ではないので、どうしようか迷ったのですが、入れちゃいました。物語を創ることだって、生産的なことなんだ、というアンチテーゼですが、もっとつながりをわかりやすくできればよかったなと反省です。怖い設定は特に考えていません。笑
8への応援コメント
近未来SFに物語る人間を落とし込んだとても面白い話でした。
理屈と感情の狭間で、理解できなきことを理解したいと思う葉太の気持ちがとても上手く表現できていると思います。
ひとつだけ、最初の桜子の問いかけと葉太の答えがラストに絡んでくるとストーリー全体にまとまりができるかなぁと思いました。
あくまで私の感想なので気にしないでください。
作者からの返信
ご覧いただきうれしく思います!
未来設定はいろいろと遠慮なく話を作れるのが楽しいです。葉太の立ち位置は難しいところですが、共感いただけてとても良かったです。
最初の問いかけ問題。そのとおりだと思います。最後にからむ絶妙な問いかけを見つけられればよかったんですが、実現しませんでした。あいまいな問いかけなのでそれっぽく形にすることもできるかもしれないですが、意気揚々と葉太に反論されそうで……。いまのところここが僕の限界のようです。
8への応援コメント
素晴らしくむちゃくちゃ好きな作品ですこれ(すみません、日本語が……)。
朝からすごくいいものを読ませていただけて、なんか今日一日、いえ、しばらくのあいだ、いい気持ちで過ごせそうです。物語を楽しめる私でいることに感謝しつつ、素晴らしい物語をありがとうございました!
作者からの返信
作品にお付き合いいただきありがとうございます!
素敵なレビューまでいただいて、こちらこそしばらく夢見心地ですごせます。
自分の作品を書き終えたのでいまさらながらみなさまの作品を読んでいるのですが、ほんとうにどれも、工夫がこらされて、面白くて、ものを書く人はすげえやという気持ちを新たにしています。
レビューで指摘いただいた一人称については、自分でも意識していなかった発見で、でも、そうですね、葉太君もそうなんだということだと思います。物語の輪は、あの世界でも確実に拡がっているみたいです。
物語を楽しめることを、感謝しつつ、さらにさらに楽しんでいきたいと思います。
8への応援コメント
こういう人、本当にいるという話を最近読みました。
正解か間違いか、でしか判断できない子供たちが増えているって。
人が他人の感情を読み解こうという努力を放棄したとき、社会はどういう方向に進むのでしょう。
考えるとうすら寒くなります。
うちも地下組織に逃げ込みますか……。
未来を描きながら、現代を鋭く切り取ってとても面白かったです。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!
物語の未来がだいたい怖い感じなのは、やはりそこから現代を分析しようとするからなのだと思います。物語を否定し尽くした社会がどのようなものなのか、僕は、恐怖を感じます。
でもここにいるみなさんはきっと地下組織で戦うとも思います! ですのでぜひ、ご一緒に!笑
6への応援コメント
第一に、自分が楽しむために書く。
次に、読んでくれる人がいるのなら、その人たちを楽しませたいと思う。
というのが、まさに今僕がカクヨムで体験していることだったので、僕のことだな、と思いましたし、同じように思う人も多いと思いました。