アルヴァニア戦役
7
そして今魔王軍は、
人間共に
一般市民まで兵にしてかき集めた軍は、
4千近くになったが防具さえ付けてない、
これを軍と呼べるのならだが。
それに
始まりは良かった。
敵の騎馬隊の進撃。
逃げ出す
逃げるふりをして敵を罠に
草場に隠した網を少し引き上げる。
それで先頭のいくらかを落馬させ、
残りも騎馬の
足をとられ次々に
身動き出来ず転がる敵を、
逃げていた竹槍隊が反転、
一方的な
そこは戦力差10倍近く。
すぐに反転して逃げる。
歩兵が遅れて駆けつけ、
生き残った騎馬兵と合流し反撃を開始。
我が隊は
逃げやすさを優先する
防具さえ付けてない市民兵は、
生き残りこそ多いが戦力的には無力。
川に入り敗走する我が兵は、
川を必死で逃げる民兵を追いかけ、
10倍近い軍が
こちらに追い付き始めている。
前もって
ダークエルフの弓隊が、
数が少な
対して役には立っていない。
敵が数人矢で
そこは数の多さに
我が軍は必死で逃げる野ウサギの
バラバラに水上を
「いまだ!」
敵が勝利を確信し、今まさに、
俺は
合図の
合図と共に川の水かさが
川底が黒く
そして数分後完全に沼のように濁った川が、
兵の足をとり鈍らせていた。
対岸に渡り終えた兵は
普通なら
俺は勝利を確信する。
「全軍突撃!」
その号令を合図に逃げていた兵は反転、
敵に向かって
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