3
寒い。
それが僕が最初に死んで感じた
人は心臓が止まってからも数秒は、
脳は生きてるらしい。
そして僕は死の
それは死を
寒い、寒い、寒い・・・
不思議と痛みは無かった。
ただどこまでも
全身を
ただ寒さだけが
心の中で
【
目覚めろ?
何を言っているんだ!?
目覚めて、
この
ふざけるな!
もう死なせてくれ・・・
僕はもう疲れたんだ
「目覚めよ我が君よ」
「うるさい!!」
僕は思わず出た自分の声に
一瞬生きているのかと思ったが、
やはり死んでいる
そんな静かな闇の中に
1つ、2つ、3つ、数えきれない灯火が
その火の玉は、
良く見るとフードで顔を
一列に
そしてその中心、
薄暗い闇の中で
鬼の顔をした何かが。
鬼の仮面にさしては
その姿に地獄の
そうか僕に
死んでからも僕は地獄で苦しむんだ。
そう思うと
「クックックック」
その
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