無駄と恒常と沈黙
結局その後、有紀が春樹に思いを伝えることはなかった。僕は有紀とつがいになることを望んだが、行動には移さなかった。春樹は何も変わらず飄々と過ごしている。
僕は多くのことを失った気がした。むしろ失いすぎたからこそ残ったものに気づけたともいえよう。結局話し始めてから3人の関係は、はたから見れば代わり映えのないものだったと思う。そして枠組みとしての3人は決して変わってない。
だけど浪費したものは多すぎた。あまりにも。
以下春樹の一人語り
僕は予想を裏切ってくれた有紀ちゃんが大好きさ。予言なんて当たらないほうがいい。なにもかもわかるって実は素晴らしいことじゃないのかもしれない。僕が楽しめるように、楽しめるように予言が外れる未来を僕は見たのかも。やっぱりわからないことがあるほうが人生楽しいと思うんだよね。
無駄話はここまでにして、
じゃあまた今度会うときに、今度会おうね。
浪費 心 凪 @grandma
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