第42話 孤立
煙が晴れたのちに見たその光景は騒然だった。
「まさか、砲兵隊まで........」
7割もの車両が炎上しところどころに肉片が飛び散っていたりしていた。
そんな光景を見て桜は吐いてしまった。
「アカサカ様!危険です!一旦さがりましょう」
***
第2駐屯地で作戦を練ることにした。
「どこかにイヌルと同じような工場無い?」
「第3駐屯地が海軍のために簡易的な港を建設中とのことですので、そちらにあるのではないでしょうか」
「ふーん、残りの兵力は?」
「第一戦車中隊のクルーザー戦車2両、第二戦車中隊の3号戦車1両2号戦車2両、1号戦車1両の計戦車6両と歩兵1個中隊と半分それに砲兵隊は無事とのことです」
先の突撃により前線を張る戦力が半壊し、更に大量の戦車までもを失ってしまった。
これは実夢にとって悩みの種になってしまった。
『全駐屯地からかき集めても兵力は中隊規模の増援......海兵隊は陸軍よりかは射撃訓練はしてないけど主力艦隊と準主力艦隊を編成するために集めて人員は大体連隊規模
はいるはず......だけど集まるまで相手が攻勢に出るはず.......』
そうこう考えを巡らせていると
「アカサカ様、海軍総司令官のウリス様から無線が入っております」
ウリス?あぁ、幹部編成は憲兵に任せたんだっけ.....
「わかった、今行く」
海軍総司直々の呼び出し何かあるのかな?
そんなことを思いながらヘッドセットをつける。
「はい、こちら赤坂電波状況は?」
「こちらウリス感度良好。早速本題に入ります。我々海軍がアカサカ様より命をうけ作っていたホヘイセンシャなるものが完成しました」
召喚少女異世界戦線 何処かのあきぐも @akigumo
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