2021ー12月 月刊カクヨムNo.7

<感電ダンス> 作者様 海を見に行く

「君さ、女の子を振ったよね?」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816700428815899406


バイト先に向かう途中、いつものように公園を横切ると、踊っている「誰か」がいた。


華奢で背が高くて、短髪に浅黒い肌。

気にせず歩き出すと、僕の全身を電流が駆け巡る……


性別不明な「誰か」は言った。


「君さ、女の子を振ったよね?」




<化け物バックパッカー、ミカンにひどい仕打ちをする。> 作者様 オロボ46

「オレンジ色の血液を、人間は冬になると食らいつく。釜ゆでにする蝶もいる。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816700429243872060


「この時期は冬至って言ってな……ミカンを丸ごと風呂の中に入れるんだ」

森の中でテントを張っていたふたりのバックパッカーは、ミカンの話で盛り上がっていた。

ひとりは顔の怖い老人。

そしてもうひとりは、ローブで姿を隠した、変異体と呼ばれる化け物の少女。


老人の話に、変異体の少女はミカンを風呂に入れる光景を思い浮かべてきた。

そこに、何者からか逃げてきた少年がやって来て……!?


1話完結の短編です。


化け物バックパッカーシリーズ

https://kakuyomu.jp/works/1177354054895479999




<Eternal talesースピリットシャーマンー> 作者様 mystery

「~少年少女達は、血と魂に刻まれた宿命に翻弄される~」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816700427098486751


《始まりの世界》。そう呼ばれるこの世界には様々な種族、生き物が存在し、数多の世界の主軸となっている。

 ライフ、フリー、ファンタジア、エターナルと呼ばれる四つの大陸が存在し、エターナル大陸のルーナ地方にある山に囲まれた『恵みの村』で生きる、記憶をなくした少年黄昏ヨキは幼馴染の薬師ケイ、未来マリと共に過ごしていた。

 ある日、恵みの村に『ヘルシャフト』と名乗る黒い翼を持つ謎の集団に襲われてしまう。

 ヨキ、ケイ、マリは急いで聖なる祠に逃げ込むが、ヨキが祭壇にある謎の石に触れた事で謎の竜巻が起こり、三人はバラバラにされてしまう。

 ヘルシャフト、謎の石、そして、スピリットシャーマン。

 ヨキはケイとマリの二人と再会するため、自分が何者なのかを知るために、ケイもまた、ヨキとマリの二人と再会するため、二人が無事であると信じ旅に出る。

 これは、過去から続く血と魂に刻まれた宿命の物語

 そして血と魂に刻まれた、宿命の中で、自分の答えを見つけるための物語。




<竜世界クロニクル - 約束の竜と世界を救う五つの鍵 -> 作者様 眞城白歌(羽鳥)

「見習い騎士から世界を救う英雄へ。悩める少年は、大切な人を取り戻せるか?」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054894409037


 見習い騎士のセスは、血のつながらない妹リュナを『妖魔の森』で奪われてしまう。妹が『魔王軍』にとって重要な『秘宝』であると知ったセスは、森で出会った二人の人物――不死者の青年デュークと猟師の少年シャル――と、妹を取り戻す手段を探すことに。

 立て直しのため滞在した宿場町で、セスは、悪漢に絡まれていた吟遊詩人の少女と出逢う。アルテーシアと名乗った彼女は、行方不明になった兄を捜してこの町を訪れたのだと言うが――。


主人公は見習い騎士少年のセステュ・クリスタル。

ヒロインのアルテーシアは「六.宿場町にて」から登場します。


森で連れ去られた妹リュナの行方を探るうちに、自分自身が持つ謎の力と魔王軍が抱える事情を知ってゆく……という王道冒険ファンタジーです。




<伯爵令嬢が効率主義に成長中だったら ―『効率的』を目指して色々チャレンジしてみます!―> 作者様 野菜ばたけ

「【25万PV突破&完結】幼女、現在立派な『効率主義』を目指して奮闘中。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054897299394


「興味が無いことはしたくない。でもどうせやらなきゃダメなら、せめて『さっさと始めてとっとと終わらせる』方が良いって思うの!」 

*** 

『効率的』。

そんな言葉を信条にする母を持った伯爵家の次女・セシリアは、ある日残酷な事実を母から突きつけられる。

「幾らやりたくないと言っても『おべんきょう』は必須なのよ。だって貴方は貴族なのだから」

やりたくない。

でも、やらなければならない。

だからセシリアは――『効率的』にソレを熟していく道を選んだ。 

彼女が挑むのは、座学の他にも、料理に商談、人間関係に使用人達のお仕事。

自身の好奇心を満たし、大願を叶える。

その為に今、1人の幼女が立ち上がる。




<ただ鴛鴦を羨みて> 作者様 水城洋臣

「戦火に巻き込まれた令嬢と、騎馬民族の王子。その出会いと別れ」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816700428315103645


【AD.216・後漢】


 騎馬民族である南匈奴が、部族を率いて後漢王朝に従属した。

 そんな南匈奴の左賢王(第一王子)が、時の権力者である曹操に頼みがあるという。

 彼にはどうしても、もう一度会いたい女性がいた。


 後に三國志の序盤としても知られる建安年間。

 後世に名を残した者たちの、その偉業の影に隠れた物悲しい恋の物語。




<フラスコの君へ> 作者様 絹屋 蚕

「運命の糸が撚りあうは、宇宙(そら)。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816700427443629929


22世紀初頭、人類は地球に科学の大樹『軌道エレベーター』を植えた――。


利権、栄光、各国の思惑渦巻いたサミットのさなか、不意に現れた老人によって世界に再び錬金術が現れる。


それから十数年、錬金術アカデミーを志した少女と一人の少年の出会いが、〝フラスコ〟の中で化学反応を呼ぶ。


これは、少しだけ異なった世界の、少しだけ先の未来を生きるモノ達のお話。




<僕はそれで良いと思います> 作者様 さくらみお

「僕は僕らしく生きています。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816700429417343400


コミュニケーション障害。

幼い時から人と話すのが苦手な大海(ひろみ)が出逢った中学二年生の時の担任、永田(ながた)先生。

永田先生の何気ない一言に大海は救われる。




<夏、京都。その想い 切り取って…> 作者様 もってぃ

「中学生カメラ女子が出逢ったのは、三年前の少女の想いでした……。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054897013409


京都の中高一貫校に通う中学三年生の新澤一葉(しんざわかずは)は、写真部の先輩紀平正道(きひらまさみち)に憬れている。


ある日、部活動という名目で正道を『撮影会』に連れ出した一葉は、その日に撮ったスナップ写真のうち、正道を撮った物にだけ、その場に居なかった〝女の子〟が写り込んでいることに気付く。

正道から借りて使っているデジカメにだけ映るその女の子を、最初は気味悪く思った一葉だったが、その子が自宅の部屋に現れるようになって、何かを懸命に伝えてくるその姿を見てしまうと、何とかして話を訊いてあげたいと思うようになる。


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