2021ー5/1~ 週刊カクヨム No.48 (コンテスト+ゲスト・連載作品)

(今週のつぶやき)


 早いもので今年も3分の1が終了いたしました。

 私ももうすぐ仮に寿命が100歳であれば人生の4分の1が過ぎようとしています。

 最近は小説を書いていると知った実家の親と妹から、そんなことをしている暇があるのならもっと働いて稼げという冷たい目線を受けていますが、もしかするとこういう活動が縁を結ぶかもしれないじゃん! と頑張っています。



今週の内容


1 コンテスト賞受賞者結果発表 特大号のおしらせ

2 ゲスト・連載作品




1 第3回コンテスト結果発表!


劇場版的な作品を作ろうというテーマで3つの部門に分けて10万文字以内の作品を募集しました。


毎回勝手に開催しているわけですが、小さな規模でも30作品程度は参加してくれているのでありがたいなぁと思います。


あらかじめ賞を明らかにしていると、それを狙うことをメインに据えた作品が出そうだったので、賞の内容は伏せていました。


今回予定していた賞は以下の通りです。


・長編劇場版賞

→70000文字以上で他の人に特におすすめしたいと思えた作品へ

・短編劇場版賞

→22500文字~69999文字で他の人に、特におすすめしたいと思えた作品へ

・出だしが素敵賞

→物語のスタートダッシュで一気に引き込まれたので、それを賞賛したい作品へ

・初見さんも楽しめるで賞(C-1 C-2が対象)

→初見の人にやさしい、1読するだけですっと物語が入ってきたと思えた作品へ

・プロット・設計図賞(C-3が対象)

→実際に作品になるのが楽しみな作品へ


以上の賞を用意していました。


受賞作品があるものをピックアップしていきたいと思います。




・長編劇場版賞

→70000文字以上で他の人に特におすすめしたいと思えた作品へ


めっちゃ悩んだ……。70000文字以上の作品はどれも熾烈な争いで、全作品がそれぞれの良さを持っていましたので、ぜひ特大号の方では全て紹介させていただきたいと思っています。結果受賞作品はこちらに決定。


<ティーンズ・イン・ザ・ボックス> 作者様 矢向 亜紀

「音楽とグミキャンディ、顔のないあいつ。この青春には、恋が足りない。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054896730865


パーティで出会った、16歳の少年少女。たった一度の偶然で、少女のささやかな青春は動き出す──。苦しい過去と穏やかな今を繋ぐ、びっくり箱のような日々を生きる、若者たちの物語。



(選評)

今回は劇場版ということは1つの物語としてのはじまりから終わりをきちんと書けているかどうかはかなり重視しています。70000文字以上の長編作品もそれなりに参加があり、全て面白いものでしたが、重視した点に最も合っているのはこの作品かと。ここから前を語る必要はなく、終わりの後を語る必要もない。1つの物語として綺麗でした。劇場上映された暁にはぜひ見てみたいですね。


※この作品にレビューも書かせていただきましたが、『受賞作品だからではない』と明言しておきます。私も書こうと思える作品には書きたいので、本コンテストとは別に良かったから書いたものだと、寛大に受け止めていただければと思います。




・短編劇場版賞

→22500文字~69999文字で他の人に、特におすすめしたいと思えた作品へ


劇場用作品なので、短編でもそれなりのボリュームを求められます。基本的に2時間で本1冊分の内容をやるとして、90000文字を120分で割、1分750文字程度の描写はできるとして換算。30分以上、22500文字以上を短編劇場版にふさわしい作品として選出しました。受賞作品はこちら。


<怪獣少女 甲斐路優> 作者様 森緒 源

「松戸の女子高生が宇都宮に出向いて自衛隊も手を焼く大怪獣と対決する話👊❗」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054894843159


高校生の甲斐路 優と付き合うことになった冴えない男子、乙掛輝男は、彼女に振り回されながらも何とか付いて行くが、彼女が趣味で独自に調査していたものとは、まさに現在の日本に出現しようとしている巨大怪獣だった!


そしてついに栃木県宇都宮市を舞台に繰り広げられる大怪獣との息詰まる対決!


自衛隊と怪獣のバトル、甲斐路 優の活躍など、リアルなエキサイトシーン満載のSFエンターテイメント小説!


選評

劇場で公開される映画では、作者の特有の味でエンターテイメント作品として完成させるものもあります。そしてそのような作品では映画の対象にする相手に深い理解がなければいけません。この作品からはそのような雰囲気を感じ、今回のテーマにふさわしいと思い、最終的に選出致しました。ここだけ独断偏見の選考結果なことが強く表れている感がありますが、読めば面白いのでぜひご覧ください。




・出だしが素敵賞

→物語のスタートダッシュで一気に引き込まれたので、それを賞賛したい作品へ


<死にゆく少女の備忘録> 作者様 涼風 月

「「ほんとうのさいわい」を探す少女の旅」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054898019193


 自殺しようとした夜。目の前に現れた銀河鉄道。空を飛ぶその列車は生と死の合間を駆けていく。

 この世界を去ろうと決めていた宿木 玲緒菜は、運命に身を任せ、その列車に乗る。

 列車の中にいたのは不思議な姿の車掌さん。

 列車の行く先とは、彼女に待ち受ける運命とは。列車に隠された謎とは。車掌さんの正体とは。

 謎が謎を呼び、終点へと近づいていく。


 様々な人との出会い、別れを通して彼女はどう変わっていくのか。

 列車の車内からお送りする車掌さんと私の命の授業

(一部抜粋)


選評

情景描写が上手でした。それは最初から数行読むだけで明らかだったと思います。そして話の導入として『私、宿木玲緒菜は今から死にます。』から状況、その後の展開も分かりやすく、ぐっと話に引き込まれた感じがしました。




・初見さんも楽しめるで賞

→初見の人にやさしい、1読するだけですっと物語が入ってきたと思えた作品へ


<オレ様非道王の猫転生> 作者様 高山小石

「早く人間に戻りたい!」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816410413884674077


大昔に非道な生き方をしていた主人公は、神様によって猫の姿に変えられてしまう。人間に転生するための条件を主人公はクリアできるのか!?


選評

主人公の悪びれない勢い、物語の設定、話の構成、文量、描写、全てにおいて勢いのままに読める作品でした。短編で今回のテーマとは少し離れていたかもしれませんが、この賞に突出して合っていたので選出しました。




・プロット・設計図賞(C-3が対象)

→実際に作品になるのが楽しみな作品へ


<【週刊カクヨム1周年記念コンテスト用企画設計図】 屍江稻異座穂と死体になった魔女> 作者様 オロボ46

「殺人事件の死体とおしゃべりなウサギのダークファンタジー・サスペンス。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452219728309732


この作品は「週刊カクヨムコンテスト第3弾『劇場版的な作品求める』」の「企画・設計図・脚本部門」用の企画設計図です。本編はありません。

 今後、本編を連載することになった際に、この設計図通りのストーリーになるとは限りません。


 その時代の人々はみな、紋章を埋め込んでいた。

 中世の魔女が使っていたとされる魔術を封じ込めた、紋章を。


 ある者は、己の足りない部位を補うため。

 ある者は、己をより高めるために。

 ある者は、己が己であるために。

 ある者は、美しき芸術を作るために。


 森に囲まれた地方都市「鳥羽差市」。

 この街に引っ越してきた主人公「屍江稻 異座穂」は、紋章によって知能を得た二足歩行のウサギ「マウ」と共に、探偵の助手として失踪した少女の捜索に乗り出す。

 紋章を埋め込まれたことで動く死体である自分が、そのきっかけとなった殺人事件の真相に近づいていくことも知らずに。



残念なことに、C-3で参加いただいている方は非常に少なかったです。こればっかりは反省点ですね。今度はもう少し参加しやすい形にできたらと考えています。



総評


テーマは劇場公開用に作品を作ろう。みたいな感じでした。

なので、想定は短編、つまり22500文字以上の作品から選出しようと思っていましたが、思いのほか15000文字以下の作品も多く、私の感覚が少し一般的な見解とは異なるのかな、といった印象です。


様々な作品に参加していただき、私の視野も一つ広くなったような感覚です。一応、参加条件を満たしている作品は一通り目を通したつもりです。今回はおもしろかったものの、テーマに則さなかったから惜しくも選ばれなかった作品もありました。


そうした中で。今回の受賞作品は、振り返ってみると実績のある作品もありますね。物語の組み立て方や描写力はそのまま作品への魅力につながるのは事実だなという印象を受ける結果にも見えますね。アイデアの料理人たる作家として、常にそうした方々に学ぶ姿勢は忘れないよう心がけたいと思います。



※今回は、受賞作品以外でも、良作ピックアップ作品をいくつか特大号で、5月3日にご紹介予定。コンテスト特大号もぜひご覧ください。



2 連載作品


ここからは毎週掲載の連載作品を掲載!



<虚構黙示録 「神技(じんぎ)使いのカプリッチオ(狂想曲)」 Joker's Apocalypse "The Sacred Guardian's Capriccio"> 作者様 嘉白 狐猫 (かしろ こねこ)

「チート?魔法?異能力?そんなんじゃ無い。これは、自然現象だ」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054916023813


  現在「第一幕 神樂道樂 ~蟲毒~ The sacred game -Battle royal-」の「第一節 ファンシーにファンキーを添えて。」の

「第三話 スポンジケーキにトッピングをつけて」 を連載中。



 これは長編の物語がまた連なってできる、超長編の物語だ。(現時点では長編小説を四幕書く予定です。)こうご期待を。


 【それぞれの幕】

 第一幕 神樂道樂 ~蟲毒~

     The sacred game -Battle royal-


 選ばれし13×2人の若人達がそれぞれに「神技(じんぎ)」を与えられて集められた。少年少女は希望を秘めていたが、チーム対抗の殺し合い(サバイバル)に勝利し、生き残らねば「力」は得られないと知り、苦悶し、狂いゆく。この神の作りし道楽(ゲーム)に踊らされ、プレイヤー達はどう楽しませてくれるか。狂戯曲が今、開演する。さて、主人公は誰でしょう?

※和やかなシーンも有ります。  


第一節 ファンシーにファンキーをそえて。  (概要)

 ある二つの「部屋」にそれぞれ、13人と13人の少年少女が集められた。自己紹介の後にいきなり、デスロワイヤルに参加させられた事を告げられる。戦慄の沈黙が走る。このプレイヤー達はどの様な初動をするのか…

劇場案内人 嘉白狐猫より…「この節ではこの戯劇についての基礎知識が書かれているので、読んだ方が後々分かりやすいと思います。ぜひ見ていって下さい(^O^)/」


  「デスゲームだよ。これは。」

    「意地でも生きてやる!」

  「やだよ…殺すなんて…」

      「考えろ…考えるんだ、俺の頭!」

(一部抜粋)




<化け物ライター、虹の橋を取材する。> 作者様 オロボ46

「虹の橋で待っていた変異体は叫ぶ。再開を喜べずに、ただ心の底から泣き叫ぶ」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452219631284452


「ちょっとした昔話を思い出したんだ。確か……死んだペットは、天国に続く虹の橋の前で飼い主を待っているって話」


 スマホから聞こえてくる物語に、化け物ライターはうっとりとまぶたを閉じる。

 渓谷をつなぐ虹の橋の上で。


 虹の橋のウワサを聞いて、ふたりの記者が渓谷近くの小屋をたずねた。

 ひとりは臆病なウェブライター、もうひとりは、変異体と呼ばれる化け物の記事を専門に扱う、化け物ライターだった。


 小屋の主人である女性の話を聞いた後、ふたりはウワサが本当のものであるか確かめるために、渓谷で待つことになるが……


2話完結の短編です。


化け物バックパッカーシリーズ

https://kakuyomu.jp/works/1177354054895479999




<第7特区> 作者様 @Ananclus

「ヤーシブでさあ。あっ、でもタピオカミルクティー飲むならランチは抜きね。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452219302556457


これは ”頭のネジが少し外れた” 田舎少女が出会いや別れを繰り返し、傷つきながらも自分にまっすぐ ”正直に生きていく”物語である。


西暦xxxx年。突如現れた、”花”と呼ばれる細菌によって人類は破滅の一歩を辿っていました。人類は科学と技術力を結成させ、花を駆逐するために無数の機械兵器、アンドロイドを作り出し、 人類&アンドロイド 対 花の戦争の火蓋が切って落とされたのです。


それから、数千年。アンドロイドは何者かのハッキングにより、暴走。花の驚異が未だに存在する世界で、 アンドロイドさえも失った彼らは地上を棄てました。地下に巨大な帝国を築き生活の場を移した彼ら、希望の見えない戦、第4世代のサイコウェポン、人類は戦いへと身を投じて行く。


しかし人類はその足を止めることは無いでしょう。  世界の裏側、『第7特区』 に辿り着くまで。




<最強の壁と聞いて手に入れたバリアは、誰も他寄れない(頼れない)コミュ障ツールでした> 作者様 りゅう

「最強の盾は諸刃の剣だった…?」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/my/works/16816452219491252449


主人公である佐野守はごく普通の高校生。転生物のお決まりともいえる引きこもりだったり陰キャだったりといったこともない、ごく普通の生活をしていた。だがある日、突然の死とともに異世界に転生して...?


「こんな状態でどうやって生きていくんだよぉ!」

コミュニケーションが絶たれた男の異世界ライフが始まる。




<海神の揺籃> 作者様 第3中隊情報幕僚

「ゼロから造るチート艦~狂犬艦長と近未来型造船技官の建造記~」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054894900144


地表面の9割以上を海が占める海洋型惑星オケアノス。千年前の災厄により陸を失った人類は、巨大な海洋金属生命体の亡骸を利用して建造された方舟に国家を築き、辛うじて文明の火を守り続けていた。

そんな方舟国家の一つである《皇国》の海軍大尉、有瀬一春。戦闘によって意識を失った彼は、奇妙な夢を体験し現実へと帰還をはたす。


これは、異世界の記憶を持つ海軍士官と場違いな工芸品を生み出す造船士官。自由すぎる船精霊や主義主張の異なる人々。そして、海神と呼ばれる金属生命体と多様な戦闘艦による、鉄と血と油で記された航海日誌だ。(一部抜粋)

(なんらかの媒体で海洋戦闘に関係する作品に触れたことのあるとより楽しめるそうです)




<Against Human 恋し紅色に染まった蝶 戦場を舞う> 作者 戸﨑享

「ずっと恋焦がれている。故に少女は命を懸けて、剣と銃を手に影の女神と戦う」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054889991705


 この世界では、己の想像したものが現実となる。

 神の如き力を得て、あらゆる不自由を克服した人類は、その力の源である万能粒子を『テイル』と呼んだ。

 ――力とは、必ずしも正しい使い方をされるわけではない。銃を想像すれば銃が、街を破滅させる魔法を想像すればその魔法が、現実の存在として現れる。

 テイルの存在により、想像力は武力そのものとなり脅威となった。悪として秩序を滅ぼす者、それに対抗する者、その戦いは日常となっていった。

 そして現代。万能粒子がなかった旧世時代とは違う秩序がある。

 〈人〉が上位存在として争いから人間を守り、生を営む生活圏を与える代わりに、人間から対価を貰う、旧世古代における貴族や士族のような役割を果たしていた。

 彼らこそがこの世界の正義であり、崇拝の対象となっている。


This episode 恋し紅色に染まった蝶は戦場を飛ぶ

『1人少女の旅は恋から始まり、やがて京の都に語られる英雄となる』


 太刀川奨、須藤明人という。彼らは行方不明となった友人を見つけるための旅をする傭兵。彼女は2人の弟子となり、『明奈』という名前を与えられ、主となった2人との生活の中で、自分の生きる意味と希望を見つけていく。

「私、先輩と一緒に生きて、お手伝いがしたいです」

 その言葉は、彼女を、少年2人が抱えていた運命との戦いに巻き込み始める。




<小国の王太子、美人だが有能ゆえ男に嫌われる選帝公ご令嬢と結婚する。> 作者様 モモ

「婚約破棄された優秀な大貴族令嬢が小国の王太子に嫁ぐお話」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354055579456760


第2王子アルベルトは本の虫を目指し、王立図書館の司書を狙っていたが兄が死亡し、王太子に任じられてしまった。しかも、王も病で倒れてしまった上に美人だが男に嫌われている選帝公のご令嬢が嫁いでくる事に。

そんな不本意ながらも王太子となった彼が幼馴染みの従者と嫁とともに王国を躍進させ……られれば良いなと言うお話です




<GuardiansNovelUniverse> 作者様 競馬好き

「さまざまな主人公達が刻む、ある戦いの歴史。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054917289222


 これは、私たちの世界が産まれるずっと前のある神話の物語。ここは神々が初めて創り出した、原始の世界。その世界創造から約139億年後、ある大戦が起こった。それは龍と人、魔王が協力し戦ったある七柱の邪神との大戦だ。その大戦から2090年後。ある四人の、新たな英雄が誕生した。粘液龍、次元術師、力念支配者、孤独な戦士。これは新たな神話の、始まりの物語である。

 この物語はシェアユニバースとマルチバースを要素に入っています。特に、終盤はそれが色濃く出てきます。さらに、モンスターにも焦点を当てたいと思っています。




<赤い糸> 作者様 南璃杏

「幼馴染みとの最初で最後の『本気の恋』」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054934250057


幼馴染みの川島 涼汰(かわしま りょうた)と私は、小学校5年生のときに付き合っていたが1ヶ月程で別れてしまう。

中学に入ってからはクラスも別々になり、先輩に恋をした。でも、3年になってクラスが同じになり、また涼汰に恋をしてしまう。

卒業までの1年間を描いた青春ラブストーリーです!




<THE GREAT MAGIC> 作者様 昼寝 鯨

「「錬金術の極意とはね、つまるところ愛を獲得するということなんだよ」」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452218499472934


イングランドの田舎で暮らす魔女エギマティスとその弟子である少年アルフ。エギマティスの元にとある魔導書を探してほしいという仕事が来たことで、魔術師の師弟は魔術蠢くロンドンへ向うのだった──。





<ネコカイン・ジャンキー!~火星で禁止のモフモフ子猫を拾ったらどうやら特別でした!~> 作者様 スナメリ@鉄腕ゲッツ

「火星でにゃんこハザード! 麻薬に恋に冒険!」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054921443361


 ただいま亘平の生い立ち回。

 3020年、そこは至福の麻薬ネコカインにより、人類が猫に支配される未来。

 『センター』それは地球を中心とした猫による支配システム。亘平(こうへい)は平凡な火星のサラリーマンとして鉱石採掘会社で働いている。そんな亘平のもとに、存在しないはずの『野良のこねこ』が現れた。

 困り果てた亘平が頼ったのは荒くれ者の多い開拓団の人々だった。開拓団にかくまわれるようにして平穏な子猫時代を過ごす飼い猫のジーナと亘平。

 しかし砂漠で謎の美女、怜(とき)と出会ったのをきっかけに、亘平は『センター』の秘密計画

に巻き込まれていく。亘平はジーナを守り切れるのか? 怜と謎のイニシャルとの関係は? ネコカインとはなにか?

 そして人間を支配する『センター』の思惑とは……?

 平凡な青年が人と出会い、恋をし、成長していく

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