8/1~ 週刊カクヨム! No.11

(完結!)

これまで「就職活動はままならない」という作品を連載してくださったあけがえるさんが、改題と完結をしたとのお話を頂いたので、今回でこの作品の紹介は最後となります。連載お疲れさまでした!


<記憶もスマホも家の鍵も無くした二日酔いの中田君が頑張って家に帰るようです

> 作者様 あけがえる

「これを読めば、スマホと家の鍵を無くしても自宅に帰れます。 」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054897898836


 社会人一年目の中田君が目を覚ますと、そこは駅の通路のど真ん中。どうやら昨晩飲みすぎて、ここで倒れてしまったらしい。

 二日酔いの頭で状況を整理しようとするが、昨晩のことを思い出せない。加えて、スマホも無ければカバンも無い。持っていたのは、ポケットに入っていた物と傘のみ。

 幸いにも交通系ICカードがポケットに入っていたので、電車に乗って帰ろうとしたところ、あることに気づく。

 「家の鍵が無い......。」

 自己嫌悪しながら、記憶を取り戻しながら、中田君は自宅に帰るために奔走します。帰れなければ、明日の仕事を無断欠勤することになってしまう。

 ......そもそも、仕事に行きたくなくなってきたぞ。どうしよう。

 飲みすぎた経験がある人、最近働くことに疑問を抱いている人に捧ぐ、中田君の二日酔い帰宅ドラマ、スタートです!



今回は学生の皆さんの夏休みが始まりそうな時期に合わせ『夏の始まりと共に始まった作品、宣伝しませんか? 第1週(週刊カクヨム企画)』を開催しました。


実に多くの方たちに参加していただけて嬉しいです。参加していただいたみなさんの作品を全て紹介したいところではありますが、それだと目次が凄まじい量になってしまいそうなので、企画主が今週と来週にかけて、今後が気になる作品を選んで、紹介していきたいと思います!


<プトレマイオスの天球儀船> 作者様 櫛名 剛

「終わらない世界再生実験、繰り返される終末戦争、創造主を討つ!」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054893575015


 地球到着まであと十年。宇宙を旅する移民船団ノアは、正体不明の戦艦に襲われる。一人生き残ったキアラは、千五百年前に消滅したはずの天球儀船プトレマイス号に不時着する。

 そこは中世ファンタジー、現代、近未来ファンタジーが交錯し、現実と仮想の境界が曖昧な世界だった。

 プトレマイオス号の周りには、太陽や月が公転している。このとてつもなく巨大な浮遊大陸船は、人類が造ったものではない。

 しかし、誰一人として、宇宙船の中で暮らしていることを知らない。皆、地球に住んでいると思っている。

 歴史、科学、文化が改ざんされていることを誰も知らない。皆、世界は神「ノルン」の手によって創られたものと信じている。

 そして、プトレマイオス号が巨大な実験場であり、破滅の道へ向かっていることを誰も知らない。プトレマイオス号全体を制御・管理している人型モジュール「ノルン」を除いて。




<俺は平和な日常がほしい> 作者様 ムーンゆづる

「年上×ロリっ子×幼なじみ?!ラノベ作家のドタバタ日常ラブコメ」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054896331723


 高校卒業とともに念願のラノベ作家になった新人作家の大山侑月(おおやま・ゆづき)。

 侑月の担当編集者に一任した天才編集者のドSで年上というポジションを活かして侑月をからかい惑わす森屋瀬梨奈(もりや・せりな)と、侑月の高校からの友達で作家になろうとする侑月に尽くしていた低身長のロリっ子小松羅絆(こまつ・らき)、そして侑月の幼なじみで書籍化されるラノベの担当のイラストレーター平塚沙彩(ひらつか・さあや)が侑月の家に偶然集まり修羅場と化す。

 侑月はこんな3人に振り回されながらも必死に作家として成長していく。




<楽しい源氏物語> 作者様 有間 洋

「古典が苦手な方にも分かりやすく、源氏物語について語ります。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054917741142


 光源氏をとりまく女人たちの心の葛藤、また、薫と匂宮が主人公の宇治拾帖に登場する女人たちについて、わたしなりの、解釈で、時には面白おかしく語りたいと思います。




<あおぞらどろーん。> 作者様 久城のカワウソ

「きょうもゆる~く飛んでます。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054911467132


 マルチコ研究部は「マルチコプター型ドローンの可能性」を研究する組織です。

空撮以外にも人命救助や配達、水やりにハンティング、お買い物にレース……ドローンの可能性は無限大!

 きょうも『低空飛行』をモットーに、ゆる~い活動をしています。

 新入部員募集中! 

 お気軽にマル研ハウスまでお越しください。

 あなたもいっしょに低空飛行な日常を送りませんか?


 詳しくは2年D(デルタ)組、中野みい子まで!




<それゆけ秀太郎> 作者様  有間 洋

「これは、今年93歳になる、元警察官の頑固じじい秀太郎の物語。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054917842341


 頑固じじい秀太郎は、元警察官だけど、ケチで、実はビビり。そんなじいちゃんの日常を面白おかしく描きます。



 今回の選考基準として大きかったのは「今後どんな話が見られるか楽しみな作品」という視点でした。もちろんこれは独断と偏見がありますし、他にも素晴らしい作品はたくさんありました。しかし今回はこの5作品に絞りご紹介させていただきます。


 また、今回参加してくださった皆さん。

 実はもう1週、同じような企画を今後行う予定であり、今回選ばれなかった作品も、2週目の開催と共に選ばれる可能性がありますのでよろしくお願いいたします。


 

ここからは今回掲載の連載作家様、ゲスト参加の方作品です!


新掲載<【あやしい奴らにゃ秘密があるのさ】世界を凌駕する空前絶後のミラクルジャンプで令和の世から自由自在に一切合切ひっくるめて冒険しよう‼︎> 作者様 ふぁーぶる

「生命は短いね、でも悠久の生命はある。一緒にミラクルジャンプで冒険GO!」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054917758356


 世の中には目を凝らすと“あやしい奴ら”の姿に気づく、それは普通の人間と異なる妖あやかしの類。人の生活摂理とは異なる別世界の存在を知っている者、もしくはそこに棲まう者らを指す。

 あやしい奴らの世界は一般世界現在を遥かに凌駕する新世界。

 そこに行くための導きとその手段をミラクルジャンプと位置付けます。

 太古の昔よりその手段は存在し偶然に新世界に迷い込む人。

 その方法を見つけ出し意識的に渡った者など様々な理由で新世界に蠢く“あやしい奴ら” が存在すると考えます。そしてこの小説の読み手であるあなたも一緒に現在も新世界も一切合切を共有してミラクルジャンプで行き来しませんか。(一部抜粋)



新掲載<転生クーポンあげます! ~魂のリサイクルとセルフ伏線で異世界を救えって?~> 作者様 原幌平晴

「「凡人でも、人生十回繰り返せばなんとかなるじゃろ」そんな神様ご無体な!」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054917671006


 大学生の新藤祐樹(ゆうき)は、突如起きた大地震に巻き込まれて命を落とす。するとお約束の真っ白い空間で目覚め、神を名乗る男女に迎えられる。

 この二柱の産み落とした諸世界の一つが滅びかけているという。世界の年表を見せられると、ある時点で途切れている。

「ひとたび知的生命体が絶滅すると、神としても介入が難しいんじゃ」

「なんとかこの世界の歪みを直して、破滅を回避して欲しいのよ!」

 と言うわけで渡されたのが、十枚つづりの金色のクーポン。

「あのね、その世界で死ぬたびに、このクーポン一枚でこの『最後の半世紀』のどこかに生まれ変わることができるの」

「ただし、持ち越せるのは記憶だけ。スキルも何も、五歳の子供からやり直しじゃ」

「そ、それって魂を使い回ししてるだけじゃ!?」

 こうして、凡人の青年に過ぎない新藤祐樹の、五百年に渡る「魂の再利用(リサイクル)」が始まった。



<市立美音原中学校、全校生徒で吹奏楽部!> 作者様 もここ

「第2章まで読んでください。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054894515644


 その日々は、眩しく、尊く、有限で。

 笑って泣ける、王道なのに新感覚? の青春小説。一見気弱なこの先生は、実は凄いのかもしれない。

*°+

 中学教諭になって五年。念願の吹奏楽部が『ある』と聞いたからど田舎でも妥協した。しかしいざ赴任してみるとそこには吹奏楽部なるものは欠片も存在しなかった。

そんな中迫る中学『合併』の話。大切な母校の名前が消えるかもしれない、と生徒たちは憤る。そこに先生である僕が打ち出したひとつの提案とは……?



<灰の旅人> 作者様 棘 慧

「私は己を、世界を知りたい——。「十二国記」的、王道ハイファンタジー 」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054897770454


 ここ、<言ノ葉ノ国>では、皆、生まれながらに<詩)>という不思議な光る字を読むことができた。<詩>を紡ぎ、火や水、木や土の力を少しだけ分けてもらうことで、民たちは概して普通の暮らしを営んでいる。

 しかし、<言ノ葉ノ国>ではウェンという、獰猛で残酷な化物が、人の血肉を求め度々現れた。

 そんなウェンを狩る<狼>に身を置くアトイは森の中、1人の少女と出会う。

 真っ白な髪と紅の瞳をもった少女は、腰に太刀を携えていた。

 しかし、その少女、自分には一切の記憶がないと言う。

 そんな少女を訝しむも、アトイは少女と共に、歩きだした——。

 なぜ世界はこうであるのか。なぜ自分はこうであるのか。未曾有の厄災に立ち向かい、様々な人の思いを知りながら、その謎を追う二人の旅が、いま始まる。

(一部抜粋)




<【ショートショート】隣の席の山田くん> 作者様 佐藤佑樹

「枷のある自由」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054917506899


 隣の席、長い睫毛を外界に向け、山田くんはくるくるとシャープペンシルを回してやり過ごしていたーー。

 彼は何を思ってあの教室にいたのだろう。僕も自由だが、彼はより自由だった。そんなことを考えるだけの掌編。




<奇跡を知った僕は、君の嘘を笑う。> 作者様 柊 季楽

「仲間の為に闘志を燃やせ。女の為に己を捧げろ。一瞬の偶然すらも掴むんだ。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054917397766


 主人公の時道 奇等(ときみち きら)は15歳。

 幼いころに、両親ともに行方不明、妹も5年前にテロに巻き込まれ、亡くなっている。

 彼は今、政治会(国のいろいろな問題や予算を取り決める会)に仲間たちと乗り込み、政治家の不正を全世界にライブ中継で発信しているのだが…



<『29』~結び~> 作者様  葵 しずく

「 29歳の男と、18歳になるJKとの、焦れ焦れの軌跡を覗いてみませんか?」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054894909740


 二十代最後の誕生日。仕事帰りに駅のホームで、偶然拾ったキーホルダー。

 偶然にも帰宅途中で落とし主である女子高生に出会う。

 だが、彼は探し物のキーホルダーを女子高生に届けたのだが、感謝されるどことか酷い罵声をうけた。間宮にとって二十代最後の誕生日が、忘れる事が出来ない程の最悪な日になってしまった。

 一方の瑞樹は、親切に落とし物を届けてくれた彼への態度を、激しく落ち込む程後悔していた。瑞樹がそんな態度をとってしまったのは、彼女が過去に抱えたトラウマが原因だった。

 だがそれから2か月後、2人は思わぬ形で再会を果たす事になる。

 過去に心を置いてきた間宮と、過去に巻き込まれてしまった事件の為、過剰に男を拒絶する瑞樹。

 凍り付いていた2人の時間がゆっくりと動き出す。(一部抜粋)




<小国の王太子、美人だが有能ゆえ男に嫌われる選帝公ご令嬢と結婚する。> 作者様 モモ

「婚約破棄された優秀な大貴族令嬢が小国の王太子に嫁ぐお話」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054897115581


第2王子アルベルトは本の虫を目指し、王立図書館の司書を狙っていたが兄が死亡し、王太子に任じられてしまった。しかも、王も病で倒れてしまった上に美人だが男に嫌われている選帝公のご令嬢が嫁いでくる事に。

そんな不本意ながらも王太子となった彼が幼馴染みの従者と嫁とともに王国を躍進させ……られれば良いなと言うお話です




<育児中に魔法少女!?> 作者様 タニオカ

「悪と戦えって?育児中ですよ!? 」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054896442027


魔法少女を探すため異世界からやってきたネコ型魔獣シロ。育児中のママの凛には特別な力があるようで魔法少女に最適!ぜひ魔法少女になってもらおう!

でも凛は仕事に子育てに忙しい。それに何か秘密もあるようで…?


子育ての大変さ、楽しさを共有できるような作品を目指します。



<変異体ハンター、屋敷を捕獲する。> 作者様 オロボ46

「化け物の唯一の醍醐味、それは、化け物でしか味わえないものだ。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054917661558



 森の中にそびえ立つ西洋の屋敷。

 そこに、変異体ハンターと呼ばれる職業のふたりが訪れる。

 彼らは、屋敷に入っていった女性を見て、不思議に思う......

 変異体ハンターは、変異体と呼ばれる化け物を捕獲、駆除する存在。

 変異体は、普通の人間にとって恐怖の存在。

 その屋敷は、見るだけで恐怖に襲われる屋敷だった。


化け物バックパッカーシリーズ

https://kakuyomu.jp/works/1177354054895479999



<おそろしき姫と蒼の王子> 作者 戸﨑亨(企画主) 

「 悪を滅ぼす蒼炎は、悪を守る忌むべき炎となった。妖の姫と蒼の王子の逃避行」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054900707137



 妖。それは古来より、人類を脅かす超常の力「呪術」をもって、多くの破滅と殺戮をこの世にもたらした。

 そして当世でもまた妖はあらわれる。人の姿をしていながら人を殺すそれは『おそろしきもの』と呼ばれ、脅威となっていた。

 それから人類を守るため。人間の身でありながら呪術を使い、人々を守る組織があった。

〈律〉

 そこに所属する15歳の蒼は、かつて呪われ、人界から排除された悪である紅を守るため、英雄の証である蒼き炎を持って、反逆者となる。




(宣伝)

新しく、連載作家の皆様の小説を紹介させていただく企画を開始しました。

「連載作家様の作品紹介『週刊カクヨム (非)公式レビュー』

と名付け、早速第1弾を週刊カクヨムの目次を載せている創作論

こちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054897221146

に掲載しています。


これからも他の方の作品をどんどん載せていく予定なので、お付きよろしくお願いいたします。


「現在第2弾の作品のレビューを考え中です!」


自分の作品が広く知ってもらうことができることこそが、週刊誌として最も作者様に返せるメリットだと考えています。これは週刊誌を名乗っていますけど特に報酬もありませんしね。




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