爆弾は使いづらいらしいけど、なんとか頑張ってみます！

第4話 戦闘のスタート！

さて、やってきました！草原！

俺はマップのおかげで道に迷うことなく草原へと着いた

草原には沢山のプレイヤーがおり、そこら中で魔法や銃、剣の音が聞こえた

モンスターは……お、いたいた

辺りを見渡すと、前方に俺の半分くらいの大きさをした緑色のスライムがゆっくりと移動していた。

……スライムって爆弾効くのか？まぁ、今のところ周りにもモンスターはいないし、やってみるか！

俺はボックスから手榴弾を取り出すとスライムに向けて投げてみた

投げられた手榴弾は綺麗な弧を描きスライムの近くに落ちた瞬間に爆発した

大体投げてから3秒くらいで爆発するのか、さてさてとスライムはどんな感じかな？

爆風による砂埃が少なくなり、スライムが見えてきた

そこにはHPバーは削れているが、まだまだ元気なスライムが立っていた

スライムは砂埃が完全に晴れると同時に俺に向かって突進してきた

意外と早い！？

突進を避けようと右へ飛んだが、スライムのスピードが意外と早く、完全には避けきれずにダメージを負った

HPの減り具合から見ても手榴弾7個ぐらいは当てなきゃ倒せそうもないな……やってやんよ！

俺は素早くステータスを開き、MPが全て回復しているのを確認するとスキルを使い、爆弾を2個作った

流石にスライムに閃光弾が効きそうもないので、今回は手榴弾を使うことにした

再度スライムが突進してきたので、今度はしっかりと避けると2個の爆弾を同時にスライムに投げ、ダメージを負わせた

攻撃を避けながらMP回復を待ち、回復すると爆弾を作り投げるを繰り返した

10分後……

これで最後！！

俺の手から投げられた爆弾はスライムのHPバーを削り切り、スライムは粒子になってその場から消えた

や、やっと勝った……疲れた〜

俺はその場に座り込んだ

するとピロンッと音が鳴り、〔レベルが上がりました〕という言葉が上の方に出た

俺はステータスを表示した

シュウ　LV.3

STR：28

VIT：26

AGI：30

MP：15

武器　爆弾

スキル　爆弾生成lv.1（手榴弾、閃光弾）

スキルレベルとか以外が少し上がったのか

このままモンスターと戦っていればスキルレベルも上がるのか？まぁ、そうするしかないか

俺はステータスを閉じると再びモンスターと戦闘を始めた