VRMMOを遊んでいる1プレイヤーの物語。
主人公が自分なりの遊び方を見つけて遊んでいるいるところが好き。
VRだからと、ゲームシステムを現実に寄せ過ぎず、ゲーム的な所が好ましい。
また、実生活部分がゲームにのめり込んだ人っぽくて良かったです。
小説内のゲーム会社が、採算を取れていそうなところが個人的にとても好ましい。
※たいていの小説は話を面白くするために、ユーザー離れしない?だったり、採算性に疑問を持つものが多いので、こういう所が巧く練られていて良きです。
ステータスや金銭の動きを省いているので、そういった細かいステータスの動きを読むのが好きな人には物足りない人もいるかもですが、話の流れが澱まないので小説として読みやすいです。
主人公のために存在しているゲームではないので、主人公の大活躍を見たい人には物足りないと思う人がいるかもです。