それはまるでホワイトチョコのように

ホワイトチョコレートというものは、チョコレートと謳っていますが、実際はただの砂糖の固まりであって、ホワイトチョコレートなんてチョコレートでもなんでもないのです。


ただの砂糖の固まり。





私は21歳の時に祖母と縁を切りました。

祖母と縁を切った事に後悔なんてしてません、寧ろ清々してます。

……清々とは書きながらも清々はしていませんね、このような事を書いているあたり。



縁を切った時と言うのは忘れもしません、当時は21歳の1月の出来事でした。

私はおじさんと相手したお金で平凡に暮らしてました。そのちょっと前からお母さんも新しく仕事を見つけてました。


そんな矢先にお母さんから連絡が入りました。

「物件を見に行きたいからそっちに行く」と。


今まで仕事もあるから、と引っ越すこととかを拒んでいたのにも関わらずどういうことだろうと思いましたが、どうやら今まで私が暮らしていたマンションを一週間後には売りたいから出ていってくれ、と祖母が母に連絡してきたようです。


マンションに関しては、祖父母が勝手に見つけて私達に住むことを要求してきたマンションだったのでした。しかし結局は祖父が買ったものなので文句は言えないが、それにしても急遽すぎる。

そのような急遽の祖母の申し出に頷く事は現状難しく、お母さんも祖母にもう少し待ってくれないかと伝えたところ、私とお母さんで五万円ずつ祖母に渡すことを祖母は要求してきたようです。今まで育ってきた実家の家具とかを置くことはワンルームの私の家では厳しく、全て捨てる事になるのは控えたいと考えたお母さんは物件を見に来ました。

結果、家具に関しては貸倉庫を借りることになりました。そしてお母さんと今は一緒に私は住んでいます。


そして祖母はお金に困ってたと言うと決してそうでもない事もわかってました。過去にあった保険を勝手に解約した件と同様に、目先のお金欲しさの祖母のただのエゴに振り回されました。


という事で、本当に急に私は生まれ育った故郷を私は失いました。



「呪い」…実際にあるようですが、人を呪わば穴二つという言葉があるように、呪ったところで自分がまた苦しむだけなので呪いを実行する程の元気と勇気はありませんが、自分が苦しまなくて済むのなら私は間違いなく祖母を呪うでしょう。

そして祖母は本当に殺してやりたい、憎い。

もう祖母とは19歳の夏以来会っていませんが、もしも久しぶりに祖母に会ったらきっと私は気が狂うと思う。何をするか分からない。


しかし、祖母に殺してやりたいと憎しみを持ちながらも生きてて欲しいのです、祖母と祖父には。

とは書きつつも、恐らく寝たきりの祖父が先に逝くと思います。


「???ちゃん元気ですか」と、ここ一年前から祖母から連絡が来るようになりました。「お誕生日おめでとう」「あけましておめでとう」だとかそのような事もずーっと送ってこなかったのにね。

成人式の事もずーっと何も聞いてこないのにね。

急に連絡が来るようになったんですよ、思いつきにしてはおかしな話でしょう。

恐らく急に連絡が来るようになったのも祖父が死んだ後の事を考えたら誰が自分のことを面倒を見てくれるか不安になったのでしょう、従兄弟の方の家庭が祖母の事を面倒を見るようなタイプではないだからこそ。

祖母からの連絡に対して一度も返信をしたことがありません。


不謹慎な事を書きますが、祖父が長生きすればするほど医療費はかかるものなので金銭面に関して、祖母には苦しんで欲しい、祖母にとって金銭が全てだからこそ。


書くことを忘れてましたが、金銭が全てな祖母だからこそ私の父のお墓というものもありません。

一応、お寺に納骨されてますが、それもお父さんの入れる場所ではないのです。祖母の知り合いのお寺に納骨してもらった為、行ったところで報告は行くと思いますし、鉢合わせたら洒落になんてならない。お母さんがこちらに来てから私はお父さんのお墓参りというのも行けてません。



私の祖母というものは、お婆ちゃんと謳っていますが、実際はただの人間であって、祖母なんてお婆ちゃんでもなんでもないのです。


私にとって唯一のお婆ちゃんは、父親が死んだら蔑ろにした方でした。


血が繋がってるとはいえ、ただの他人。

ただ、名ばかりを利用して、貴方は何をしてくれましたか。

別にお婆ちゃんに期待をしている訳でもない。そういう人だと思ってるので。

昔から普通のふりをして、普通ではなかった。私は普通のお婆ちゃんが分からない。

世間一般で言う、お婆ちゃんって一体なんだろう。



私もお婆ちゃんもエゴの固まり。

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豆腐の角に頭をぶつけたら死ぬタイプの女 ???さん @jk_dayo

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