成人
私が20歳の時は色々ありました。
誕生日が来る前の18歳から20歳の秋頃まで使用していた‟まおちゃん”を辞めました。
きっかけになった‟まおちゃん”という名前を使うことを辞めました。
風俗業を辞めたわけではありません。他のお店で他のお名前を使ってました。
稼げるのは分かっているのに、当日になったら行きたくないという甘ったれる私の性格もあってきっかけになったお店に在籍する事を辞めました。
そして他の県に行って働き、あえて帰れない状態を作るという、所謂出稼ぎという働き方をして20歳から21歳までは主にこの方法で働いてました。
掛け持ち状態も含めて他のお店で
‟ねねちゃん”
‟るいちゃん”
‟みくちゃん”
“りんちゃん”
‟あかねちゃん”
“みるくちゃん”
‟ありすちゃん”
私はいろんな子に私はなりました。そして、色々な業種で働きました。
イメクラ(イメージプレイのヘルス)、ヘルス、デリヘル(派遣型ヘルス)、そしてソープ(本番行為有り)まで。
最後まで使ったのは‟ありすちゃん”という名前でした。
理由は単純で、その時の店長にモンスターストライクというアプリのアリスちゃんというキャラクターに似てるといった理由で名前を付けてもらったのですが、この名前がお客様に覚えてもらいやすかったのか俗に言う『売れっ子』というものに、どこのお店でもさせていただきました。きっとこの業界、名前での風水的なものというものはあると思う。みくちゃん、りんちゃんとかは現にダメダメだったので。
話が逸れてしまいましたね。
まず20歳になって最初にしたことは友達と飲みに行きました。有名な愛本店というホストクラブに行きました。煌びやかでした。友達の誘いでそのまま誕生日の次の日、吉原で働きました。一日で飛びました。
誕生日の次の日に吉原デビューとはぶっ飛んでますよね。
そしてお母さんが夏頃に仕事を辞めました。
そこから家にお金を月に6~10万円ほど入れるようにしました。
12月24日に高須クリニックで整形をしました。
目の整形です。全切開という方法で二重にしました。総額32万でした。今では少し安くなっているようです、腹立ちます。
失敗されて眼瞼下垂になってしまい、三白眼が今も酷いので修正にいつかは行かなければなりません。
あ、あと成人式はもちろん、祖母に振袖は見せに行きませんでした。
お母さんは見せに行こうと言いましたが、私があまりに嫌がったため見せに行かなくて済みました。
記述してませんでしたが、専門学校に行くこともすごく嫌そうにしていました。高校卒業後は就職と勝手に思っていたようです。
入学金、上京代を聞くばかりでいつから上京するのかそのようなことも聞いてきませんでした。
上京した19歳の夏に一度、祖母とはお父さんの骨の関係で会いました。
聞かれることはやはり金銭のことばかりでした。これが祖母と会うのは最後になる訳ですが。
そんな祖母です。見せに行ったところで言われる言葉なんて安易に想像ついてしまいます。
上京したことに対しての文句と振袖代に対して何かしら言ってくるでしょう。
現に振袖代は自分で出しましたが
「こんな高そうな振袖!一体いくらだったの!?」
「自分で出したの?そんなにお金があるならお婆ちゃんの面倒見るお金に使いなさい」
祖母の性格上、このような事を言うに決まっています。
「綺麗だね」
「???ちゃんも成人式をする年齢になったんだね」
このような言って貰いたい言葉なんて絶対に言って貰えるわけがない。
案の定、成人祝いもお祝いの電話も何も来ませんでした。
自分の息子ですらゴミを扱うかのように棺桶に詰めるような祖母です。孫の事なんてどうでもいいのでしょう。
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