花咲くような幸福感

さて、そこのあなた。

たとえば十代真っ盛りの頃、たとえば二十歳そこそこの頃、たとえばもう三十になっちゃったなぁなんて言いながら何がどう変わったのか、さっぱり見当もつかない頃に、ですよ。

たまたま気になった人と信じられないくらい話が噛み合って、枯れ木に花さえ咲くような幸福感を確かにわけあったと確信するような出来事もあったかと思うんですけど、そんな気持ちになれる作品です。

幽霊は明日を歌わない。

あなたもどんでん返るといい。