第2話

「ゆずちゃーん!」

「ん?」

「明日からの朝ごはんとお昼ごはんお願いね!」

「ん?」

 どゆこと…朝ごはんは食パン焼いてジャムを塗るだけじゃない?お昼ご飯は

 サンドイッチとかあるじゃん?自分で作れるでしょ。

「私の分お願い!料理できないの…」

 いやそういう所もできるようになるための留学じゃないの?

「明日だけね」

「うぅー。なんでよぉ~」

 その喋り方嫌い。ちょっとは努力した方がいいと思うんだけど。

「明後日は自分でやってみ。」

「わかった。」

「ん」

 明日の朝ごはん何がいいかな~。目玉焼きとベーコンと食パンでいっか。

「ゆずちゃーん、れおんちゃーん。晩御飯できたよー!」

「「はーい」」

「「いただきます!」」

 晩御飯はご飯にお肉、野菜を自由に乗せるどんぶり見たいな感じだった。

 玲音ちゃんは肉食なのかお肉をいっぱい乗せていた。私は野菜メイン。

 草食だし。玲音ちゃんのお弁当はお肉いっぱい入れてあげるか。ハンバーグで

 いいかな。野菜もなんか入れて。

「ゆずちゃーん!明日も朝早いでしょ?お弁当とかで!」

「うん」

自分の分だけだったら学校に行く30分前でも間に合うんだけどな…玲音ちゃんの分もあるから1時間半前に起きないとな…

「じゃあもう寝よ~!」

「ん」

私のベットに座る玲音ちゃん。

「ん?」

「え?一緒に寝るんだよ☆」

「無理。狭いし」

「怖いんだもん…」

「あーそゆことね」

私は玲音ちゃんを抱えて話す。

「1日目なんだから慣れるために1人で寝な。明日初登校日なんだから。」

「うーん」

「ね?」

「じゃあ明日一緒に寝て!」

「考えとくから」

「わかった…おやすみ。ゆずねーね」

「ん。おやすみ。」

え!?今なんて言った?ゆずねーね!?いや誕生日的に私の方が年上だけどね?

それはないんじゃないの…まあいっか。22時30分か…そろそろ寝よ

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私が経験した話 雨宮 庵 @RYUGA_0714

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